遠足の残りのお菓子をおいしくいただいていた息子。
(ピザポテトとかスナック菓子です)
「お母さんにも」
と言ったらぴょん!と逃げたので、
「子ブタが逃げた」
と言ったら、
「金魚が逃げた、みたいに言わないで」
と言われました。これは小さい頃よく読んでいた五味太郎さんの「きんぎょがにげた」の絵本のことで。
しかし、
最近の息子にはむしろ、
「ぼく、にげちゃうよ」
の方じゃないかと。これはなかなかホラーな絵本でして、
うさぎのお母さんと息子のうさぎのお話で、
息子うさぎが「ぼく、にげちゃうよ」
というと、お母さんうさぎが、
「お前が魚になるなら、お母さんは漁師になってお前をつかまえますよ」
というように、何になってもお前はお母さんの手から逃げられないのよ、
という、
山岸凉子のマンガのような絵本なんだが、最近の息子と私の関係を暗示しているかのよう。
「お母さん、蜜月は終わった」
とニヤッと笑って逃げますね、やつは。
ちょっと前まで登校のたびにキスをしていた可愛い子がこの変わりよう。
夜はひとりで寝たいと言い出しましたよ。
引っ越して、もう3年生だからとひとりで寝せていたことがあったのですが、4年生になってじつはさびしかった、と言われ、5年生のいま、もう一人にしてくれと言われる。
順調に成長しているわけだが、
じゃあ、このカオス部屋をひとりで何とかしてみろと言いたい私だった。
5年生の春で親離れが始まるとはなー。
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