大原美術館の顔、
エル・グレコの「受胎告知」。
「大原美術館で学ぶ美術入門」からですが、
いま東京都美術館で「エル・グレコ展」をやっていますよね。
私は日本人離れした美貌もプロポーション持ち合わせないが、
日本人離れした大胆な質問力は常備しており、「受胎告知」のコーナーにいらした館員の方に、
「東京でいま、グレコ展をやっていますが、この絵は貸し出さないんですか?」
と聞いて見ました。男性で、プロポーションは宇梶剛士の感じ。
「『受胎告知』は大原美術館の顔ですから、貸し出すことはありません」
展示場所も開館(昭和5年、1930)からずっとおなじだそうです。
プライドを感じて痺れましたね。
大原美術館ミュージアムショップで、思わず買っていま貪るように読んでいるのが、
「わしの眼には十年先が見える 大原孫三郎の生涯」城山三郎(新潮社)
城山三郎はもともとすきだったので、いま、観光終了宣言で、
ホテルの部屋で読んでおります。読みたい時が読み時なんだよね(笑)。
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