気分転換に庭に出まして。
庭にある書庫の「編集王」、
あー今読みたい。
しかし、さすがに
お前それはないだろう(志村けんの昔のギャグ)
「編集王」はアルコール依存症から蘇り、
もう一度マンガと向き合うマンボ好塚先生と、
俺様で「勝ち組」丸出しの明治一郎が過去を振り返り、自分自身をとりもどすエピソードがとくにすきだった。
(以上のエピソードは超訳なみにはしょっています)
が、
今読んだらヤバすぎる。
文庫本のコーナーに、佐野洋子の
「がんばりません」があって、
ふとんは生涯の伴侶です、
という言葉に笑った。ふとんをかぶって寝れば天下無敵。
あと、
佐野さんの妹さんがある日走ってきて、
「お姉ちゃん、車の運転ができて読書がすきな女の人ってみんな離婚してるよ、私の周りのことだけど」
と発見する話とか。
べつの本にあった佐野さんの生涯最後の緑色のジャガー、かっこいい話だったなあ。
このエッセイ集では息子さんが中学生で出てきたりするから、
「葬式が好きです」(もちろん参列する立場でだが)
なんていう、
ドキッとするタイトルのものもあります。
葬式はまだすきではないが、
(いろいろ思い出すと頭が痛くなる)
晴れた日のピクニックみたいな墓参りはすきです。
書庫の本やマンガは、この人も亡くなったな~というのが目に付き、
書庫もある意味、本の墓地なんだと思った。
懐かしくて安らかな場所、という意味なんだけど。
では☆
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