
ワルン・ロティの大和田さんとばったり会ってしまいました(笑)。
一度しかお目にかかったことがないのに、パンの入った箱を運ぶ横顔をみた瞬間、
大和田さんだっ!と。
興味のあるジャンルには焦点がピタッとあって離れないんですね。

きんいろぱん屋さんって、ここだったのかなあ?
と疑問に思いながらも、
きっとこれは神様が与えてくれたチャンスだよ、と、
私もお店に入りました。

お店にはこんなポップが。
しかしやっぱり、こちらはきんいろぱん屋さんではなかった。こちらにもパンを置いているそう。
昨年夏にお邪魔した菅原です、と名乗ると、覚えていてもらったようで、
パン屋さんは開店しましたか?と。
ズキっ。
うーん、開店してません。
ズキっとはするんだが、大和田さんはしゃべり方がやわらかいので、
つい、いろんな不安を話してしまうわけだ。
平泉に通っているくらいだし、子ども時代を盛岡ですごした方なので、知り合いも多いのか、
盛岡なんていま、いいでしょう、とおっしゃる。
そう、震災のあとの暗さは消えて、最近新しい店や求人募集をよく見かけたり。
勇気を出す勇気を分けてもらった気がする。

息子はこのお店のしそおにぎりをおいしいおいしいとたべ、
私もここできんいろぱん屋さんのパンを買ったんでした。
覚えていてくれてうれしい。
うん、
神様があわせてくれたんじゃ、きっと。
