水沢駅ホームは風鈴の音が迎えてくれます。
南部鉄器のふるさとだから。
昔からこうだったのかもしれないけれど、
水沢のポストは緯度観測所だ。
小学校の校歌で歌われるくらい近くに国立天文台があったんです。
年々寂れてきたふるさとの街角から、
大物が消滅して跡地がごらんのとおり、更地に。
友達から聞いてはいましたが、目にするとまた違うもんだなあ。
私が子供の頃は、買い物のあとに、そば・うどんのコーナーで、たぬきそばを頼むのが贅沢だった。
で、駅からてくてくあるく途中も父に電話するんですが、
いなーい。
ははは、
水沢公園の桜を見にきたようなものですな。
まあいっかあ。
きのうから電話していたんだけど、のうちつながるだろう、
と思っていたんです。
父も何かと忙しいようだ。
水沢公園の斎藤實像。朝倉文夫作です。
郷土の三偉人ということで、
斎藤實、後藤新平、高野長英がこれも校歌に歌われていたような…。でも三偉人がなにをしたかを教わったのは高校の日本史だったなあ。
水沢公園の桜は何十年も見ていたはずですが、
ここでもなんか観光にきたひとの気持ちと、昔に重ねあわせる気持ちが両方あって、
不思議な感じです。
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