
昔からある、山崎パンのロシアパンって、これだったのかあ、と作って腑に落ちました。
ルシアン=ロシアン、クッペ=コッペパン。
が、ロシア産の向日葵も大きかったし、ロシア=巨大、というなにかがあるのかな?

クーペだけでは足りず、こんなとこまで伸びるか!って感じですよね(^皿^)。
これも自家製りんご酵母を混ぜています。
本来3本分を2本分に按分計算して、さらにドライイーストを減らして天然酵母に置き換え、
粉と水を減らす。
ところが、水の分量を割り出したものより50g少なく入れてしまったんですね。
計算を何度もやり直して、最終的に決めた数字の隣に書いてあった数字を見ちゃいまして(>_<)。
こねあがりの生地があまりに固くて、おんやあ?と気付いたわけだ。
いまから吸水してくれるだろうか、いっそこれは捨てて新たにやりなおした方が…
と迷いましたが、無理やりまた水を入れてこねて、
でもグルテンが出来上がった生地に水を含ませるのは難しく、
やはり固めにこねあがりました。
半ばあきらめていたのですが、この膨らみはどうだ。
中、高時代グレて暴走族の斬り込み隊長だった生徒が、
10年ぶりにあったら予備校のカリスマ講師になっていたような、
感動をひとり、
味わいました。
私がダメでも、パンはダメにならない(^皿^)。
なにかこう、救われますね。
しかしこういう奇跡があるから、パンはおもしろいです。