なにしろ、娘に「ちひろ」と名付けるくらいなので、
弟一家もジブリアニメはけっこうみているわけです。
「借りぐらしのアリエッティ」も観てきたんですって。
で、おもに弟の奥さんと大いに弾劾したのは、
サイズ!
あの髪の毛を止めているのが洗濯バサミで、ダンゴムシがあのくらいで、
角砂糖があれでしょう?
もっと一定の比率できちっとやってくれ!と思うのは私たちだけでしょうか。
ちなみにダンゴムシについての弟の見解は、
「あれ、ダンゴムシの赤ちゃんなんじゃない?」です。やさしすぎだろそれ。
あと、日本なのにアリエッティとかありえないからそれ、
という点でも意見が一致しました。せめてあの翔のおばあちゃんが
イギリス貴族の出だったりしてくれよ、とか。
(いつも一致するわけではなく、「千と千尋の神隠し」で
彼女は泣いたといい、私と弟は人非人なので、
どこで?ときょとんとしていたりします。
なんか、おにぎりのところだそーです)
そんな話をしたら、原作ってどうだったっけ、
という謙虚な気持ちになり、十年くらい読み返していないなあそういえば、
と思ってもってきました。
訳者は5冊目の「小人たちの新しい家」が猪熊葉子さんですが、
ほかは、「風にのってきたメアリー・ポピンズ」の訳でも知られる、
林容吉さんです。
そんでもって、たったいまカバー見返しのメアリー・ノートンの生年をみて、
あ!と思ったのですが、
1903年生まれって、森茉莉と同年じゃん…。
ほんとうに読んだんだっけ、おれ。
ほら、すごい謙虚でしょ(笑)。