昨日、「食生活アドバイザー」の試験の後、向かったのは
宮城県立美術館 でした。
白と銀色が基調のモダンな岩手県立美術館をみなれている私には、
周囲の緑が映える、レンガ色の宮城県立美術館は新鮮でした。
「ピカソと20世紀美術の巨匠たち」では、思いがけない出会いがあったわけなのですが、
それはまたあとにして、
まずは「アリスの庭」ですよー。
昔友達が石巻に住んでいたこともあり、「アリスの庭」に
ついては聴いていたのですが、前回宮城県立美術館を訪れたときは、
閉館時間が迫っていてとてもゆっくりひたる余裕はなかった…。
今回はその轍を踏むまいということで、躊躇なく、試験会場から美術館まで
タクシーで向かい、これが大成功でした。北仙台駅まで戻って、そこから仙台駅に向かって、
とかやってたら日が暮れていましたっ(笑)!。
では、今回満喫したアリスの庭のレポートです。
どうですか、この堂々たる体躯。アリスの庭に出て、
まっさきにお出迎えしてくれたのがこのぼてっとして妙に首だけ
長い猫ですよ。
企画展である
「ピカソと20世紀美術の巨匠たち」のあと、
佐藤忠良記念館の常設展示をみたのですが、
佐藤忠良って、あの「おおきなかぶ」(福音館書店)の
絵も描いていたんですねー。
子どもの頃からすきな絵本ですが、知らなかった…
やはり美術展はぎりぎりで駆け込むのはいくない!と
改めて思いました。
その佐藤忠良記念館からすっとそとに出ると、アリスの庭に続いているわけで、
このあたりの間断のなさがまたすばらしい。
ありゃっ?
捕らわれているロボットと寝転がっているコガネムシ?
いや、しゃがみ込んで下から見たらカエルだったよ。
背中にゼンマイのあるカクカクしたブリキ人形と、
まるっこいぬめぬめした質感さえ感じさせるカエルの
取り合わせ。
アリスの庭、と名付けられてはいますが、なにもすべて
アリスにちなんだものばかりではなく、
私はブリキの人形には、
「オズの魔法使い」、カエルには「たのしい川べ」を連想するんですが、
その両者にはもちろん、関連性はないわけです(笑)。
でも自由に、自分の想像にひたって歩く庭は、楽しかった。
雨でしたが(笑)。






