きょうは物凄い眠気に取りつかれて、結局しぶしぶ立ち上がったのが
夕方5時と言う新記録Σ(・ω・ノ)ノ!。
いやべつに落ち込んだりしてませんが、
いままで昼寝するとか言っても、踏ん切りが悪いのでせいぜい、1時間くらいで
起きてしまっていたんですが、きょうは凄かったですよ。
寝ても寝ても、寝足りない。
たぶん、6時間くらい熟睡したと思います。夢なんかみない、端っきれも。
で、5時に立ちあがって、洗濯物を干して(洗濯はかろうじてしてあったわけで、
この辺が私も踏ん切りが悪いわけだ)、
ふと、忘れ去っていた鉢の中の、アボカドがどうなったかをとりだしてみたら、
発芽してるし!
たしか、アボカドの端に包丁でかるく傷をつけて
そうとう長く水につけておいたやつを、
素焼きの鉢に放り込んで置いたやつなんだが、まさか発芽するとは…。
大橋歩さんの「あなたの部屋はごきげんですか?」という主婦の友社から出ていた
21世紀ブックスでアボカドの鉢植えについての文章を読んでから30年以上経ちますが、
とうとう「アボカドの鉢植え」なるものと対面できる日がやってきたわけだ。
いや発芽だけでもう充分ですが。
大橋歩さんのその本を読んだ時はこちらは、
「アボカドってなにそれ見たこともないんですがああ噂には聞いたことがあるかもしれないカルフォルニア巻とかいうのに使う謎の南国フルーツみたいなやつでしょ濃厚なんでしょそれたしか」
と、笙野頼子みたいな句読点無視文体で思ったものですが、
こうなってあーなってこうきたか。
無理だと思ってたよ。
…うちの実家の近所で、いまから三十数年前にパイナップルの頭のふさふさ部分(わかるでしょ)を
庭に埋めて栽培する、というのが流行ったことがあって、日当たりの悪いうちではやらなかったんだけど、
日当たりのいいおうちの庭先に、南国フルーツのあのふさふさしたところが逞しく茂っている光景を
よく見かけた。あれもそうとう強引だったが、
アボカド。まさかって感じだ。
こんなことを奇跡とはいわんか。
でも私には充分すぎる奇跡であって、この先アボカドがにょきにょき成長することまでは
望んでもいないが、
まっ白な発芽が損なわれないことを、
かるく祈って、
また埋め直したいくらか丁寧に。
