40歳からの心理学 100冊への道17冊目♪ | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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40歳からの心理学 香山リカ



もちろん、香山リカはペンネームなのですが、1960年7月1日生まれ、

北海道(札幌ですが)出身、というと、


まついなつきさんもそうなので、ふと、3人の男の子のお母さんで

いまは占い師、という道と、独身で精神科の臨床医でもあり、


大学教授という道が、おなじ日からはじまっていたんだなーと思うと

感慨深い。おふたりとも今年50歳になられます。



そのおふたりの20代からの読者だったのですが、


香山さんの書くものがすこしずつ優しくなってきた気がします。



この本が主に女性誌や新聞に書かれたエッセイ集である

という性格上なのかもしれませんが、



自分がなぜモテないのか、ということを冷静に分析した

文章には、ホントかウソか、かつての同級生たちがあまりにも

モテない香山さんを心配して、


「カヤマがなぜモテないか考える会」まで発足していた、という

エピソードまで披露されています。そ、そんなに?


もちろん、取材用のいわば変装アイテムなのでしょうけれど、黒の四角いセルフレームに

きりっとした顔立ちで、モテないとは思えないのですが…


しかし、そういうエピソードも書いちゃうあたりが、ああ、なんかやわらかくなった、

と思うわけだ。


金井美恵子、椎名林檎、矢沢あいなど、ええっ、香山さんもお好きですか?と

思わず身をのりだす固有名詞があったりで、


しばらく読まなかった(雅子妃についての本を読んだあたりから、ちょっとなあ、と思って

離れていたのだ)香山さんの本ですが、


患者さんにむしろ救われているのだ、という言葉に、昔読んだ、たぶん、「自転車旅行主義」とい

エッセイ集を思い出してなぜか懐かしくなってしまったのでした。