テレビのない生活が半月になりました。
あ、そういえば体重計も洗濯機方面からの
水漏れ事故でお陀仏になってから、買ってないよ。
「ゲゲゲの鬼太郎」のあの秀逸なテーマ曲をもじっていえば、
楽しいな―楽しいなーうちにはテレビジョンもー
体重計もなんにもない♪
ってとこです。でもべつに退屈はしないのよこれで。
体重が著しく増えて困っているというわけでもないしね。
まあ幸楽苑の出番が減れば確実に脂身がたまるだろうなあ![]()
苛酷な職場じゃなくて、むしろ楽しい職場なんだが、運動量は
半端ないっす。
ああ、健康維持のためにもパートの時数は減らさないでもらいたい…
不況ってやーねー。
ところで、テレビのない私がなにをやっているかといえば、
新聞をすごく丁寧に読むようになった。
そういう構えがあるせいか、どの記事を読んでもおおーという感じ。
昨日からはじまった「まんが道60年」では、「まんが道」の愛読者だった
私も知らなかった事実が!
藤子不二男Aが、菜食主義者だったり、お父さんが亡くなって母子家庭で
お母さんが伯父さんの紹介で喫茶店で働いていて、
ときどき、その喫茶店でとっていたアサヒグラフを持ちかえるのが楽しみだったとか、
伯父さんから映画館の招待状がもらえたとか、
そういう断片は「まんが道」で知ってはいたんだが、
藤子不二男Aの父が、彼が10歳の時に急死した、歴史あるお寺の住職だったなんて
知らんかったー。
だからこその菜食主義だったんですね。お父さんが亡くなって新しい住職がきたので、
お母さんと藤子不二男Aさんは、そうは書いてないが、お寺をおん出されて親戚を頼って
富岡市に出てきたわけだ。
そして、藤本弘氏との運命の出会いをするわけで。
私はほんとうに「まんが道」がすきだった。えっと、分厚い本になっている全4巻のやつ。
今朝の新聞で、失われたピースがピタッとハマった感じがあります。
あと、きょうの新聞で都築響一の回顧展の記事もよかった。というか、
都築響一がすきなだけですが…
ぼちぼち、見ないテレビを押入れにしまおうかなあ。
(押入れは今年のはじめにがんばって片付けたので、
まだまだガランとしております)
テレビがないと静かでいい。
「テレビ消して寝なさい!」
と叫ばなくてもいいんだもん(笑)。