ウィーン世紀末展 5 クリムト、シーレ以外にも… | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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フランツ・フォン・マッチュ テレーゼとフランツ・マッチュ



じつは私はエゴン・シーレがすきではありませんでした(・∀・)。


ウィーン世紀末展の副題に、クリムト、シーレとありますが、

クリムトだけを見に行った、といっても過言ではないのです。


クリムトの「パラス・アテナ」を見たい、それだけでした。


でもですねー、


やっぱりそれ以外の絵にも、いろいろ、心ひかれる絵が

ありまして。


幼い弟と、姉。


弟はきょとんとした表情で、姉はそんな弟を微笑ましく思いながら、

なにかを編んでいる…


通俗的になりそうな題材ですが、背景の細かな植物の描写に、

あの、「オフィーリア」のミレイを重ねあわせた私です。



また、107 エドゥアルト・シュテラの「踊り子」。


裸身の白い、手足の細長い女性を側面から描いたものですが、

背景がまた白く、独特の世界観を感じさせます。


細長い絵は、この世紀末展にいくつもあって、日本画からの影響なのだそうです。


「だまし絵」にも、日本画からの影響がありましたが、ここにも。


絵のことも、歴史のこともまったくわからない私の感じたことなので、

たぶん、ぜんぜん見当違いかもしれませんが、


美術は、たとえ国が違っても、同時代というネットでつながっていて、

非常に有機的で大きなひとつの波のように、うねりをみせるもの、


そんな感じがしました。