魔女のものがたり 10 先生は魔女? | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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『花ざかりの家の魔女』河原潤子作 岡本順絵 (あかね書房)



ところで、図書館にいって、児童室をのぞくとタイトルに「魔女」がやたら多いのに

一驚します。えー、こんなにー、ってくらい。


ファンタジーもの、魔法ものの魔女もけっこういますが、

教室の魔女、も、けっこういまして。


「女王の教室」、女王というより、魔女という感じでしたねー。

私は後ろでまとめる、シニオンという髪型が好きで、自分でも

髪が長くなると後ろにまとめますが、他の人がシニオンにしているのも、

けっこう好きです。


シニオンって、えーと、髪をうしろでお団子にする、あの髪型。


そういや、むかし「好き好き魔女先生」という、石森章太郎原作のドラマがありました。


さて、このお話に登場するのは、主人公ミクの「お父さんのお母さんのお母さんのお姉さん」。

お父さんの大伯母さん。通称オーバ。戦争で多くの青年が命を失ったために、

結婚できなかった女性が多かったそうですが、彼女もその一人。


なにより、戦死した父に代わって、母親を助け、妹の学業を全うさせてやらなければ、という

強い責任感で生きてきた女性です。そのあとも、妹の子供(父の母)の世話もしてやり、

幼かった父の面倒もみてやりました。職業は小学校の先生。


生徒につけられたあだ名は、「灰色の魔女」。


自分にも生徒にも、一切の妥協を許さない、厳しい先生だったのでしょう。

けれども、卒業生たちに贈られた花の鉢植えを大切に育てる一面もあります。

なんだか、ドラマの阿久津真矢先生みたいですね。


そういえば、阿久津先生も、白から、黒の「ザ・女王の教室ファッション」に変身

するまえに、「灰色」の時代がありましたね。魔女ファッションは、無彩色が基本

なのでしょうか。