そりゃあまあ、当時から体も大きく、食欲旺盛な方で。
おかずのお代わりがあると、率先してお代わりしてました。
ある時までは、
「菅たん、何杯目よ」
みたいに、ウケてたんですけど。
ある日、なんの予告もなく、
「おい、一人で何杯食べるんだよ」
と、批難の矛先が向けられまして。
笑ってごまかすとか、なにか反論するとか、
そうすれば良かったんだろうけど。
私は今もそうだけど、そういうリアクションが下手だ。
うつむいてしまう。
嫌われたと思うと、悲しくなる。
もうねー、クラス中の囂囂(ケータイの方、ゴウゴウです)たる非難を一身にうけて、
私はずっと泣いてました。4年生だったかなー。
たぶん、子どもから大人に変わる、ビミョーな時期だったんだと思う。
いつまでも、無邪気にお代わりしてんじゃねえよ、おりゃあ、みたいな。
以来、給食はトラウマです。
早く食べられるんだけど、隣の女の子を見ながら、
ゆっくり食べてみたりもした。いやがられたけど。
ほとぼりが冷めたころから、お代わりもしたりするけど、
いつもビクビクしてました。
そういうわけで、高校になって給食がなくなった時、
解放感があったなー。
売店の揚げパン一個だけ買って、
一人でベランダで本を読みながら過ごしました。
つきあい飯は苦手です。
食べることと、本を読むことだけは、ワガママを通したい。