市場の歩き方 with SAM -16ページ目
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協調会議~ECB政策金利

【HAN】

今回の事態は別にして、それまでの相場って円高でも株価上昇してましたよね。
私は今度の協調会議以降、緩やかな円安と緩やかな株価上昇につながると思うんですが、
それって矛盾してますか?


【SAM】

今年どこかで円安が日本株高をリードする線は十分あり得る。米ドル金利が本格上昇期に入るまでは、円安幅は小幅にとどまるかもしれないね。日銀の日本版量的緩和が実は40兆円近いと市場で織り込まれると美しい。


しかしだいたい相場はオーバーシュートするわけで、円安に振れ過ぎた場合は、別の課題が発生することになるね。

金融政策は国内の政治的事情であり、対外的な国際政治の駆け引きであり、大きな選挙や経済イベント(多くは大暴落や今回ような災害)は節目になりやすい。次は2012年の米大統領選?


【HAN】

駆け引き、、、
日本はしてなさそうですね。(その前に日本の総選挙もありますね)


中国とかアメリカの国債取得を今後駆け引きに使いそうですよね。


毎日色んな指標が発表されますが、必ずチェックするものはありますか?


【SAM】

日本は政策を小幅修正しても影響があまりなく、大きく修正しようとすると反対勢力が出てくることが課題。結果、ガイアツか行くところまで行ってショック療法となる。(某航空会社みたいな。)


指標関係ではチェックするものは結構あるよ。今は米国の雇用情勢と中国のインフレ率とかかな。


まずは、いわゆる市況からだろうな。今どうなっているか。これまでどういう流れてきたか。なぜ今こうなっているのか。


【HAN】

分かりません。

今日公表された米国雇用統計と関係ありますか?


【SAM】

今日84.50円よりも円安で終わったら、大きな転換点になるかもしれん。


昨年の後半、米追加金融緩和初期のときにつけた円安サイドの節目が84.50円だった。今は緩和後期にあり、これを抜けたらセンチメントは随分と変化して来るのではないかと。

【HAN】

そうなんですね!
奧が深い(>_<)
協調会議があった様に、アメリカもドルが高くなりすぎると困るってことですね。

とりあえず今週末はプラザ合意から始まり、マーケットの変遷を勉強です


【SAM】
マーケットの変遷、金融史は基礎体力として良い勉強です。できれば1944年ブレトンウッズ体制から始めるといいね。我々は歴史研究者というより市場関係者ですから、当時の市場心理を考えながら自分だったらどういう投資行動をとったかを考えながら読むと尚いいね。

【HAN】

さすがプロフェッショナル!!

今日気になった記事は
FRBの金融引き締め時期の模索。単純な円安にはなりそうにないですね。


【SAM】

今週以降の米ドル相場の材料として、気になる記事セレクションよい。


FRB金融引締め前+4月以降の米ドル円の想定取引レンジを考えてみるといいかもね。


今週はユーロ利上げ見通しも大きなテーマではある。


【HAN】

三月決算も終わったので、米の雇用者増加による金利上昇期待が緩やかに円安を引っ張りそうです。なので底は85円前後でこう着。上は82円。


ただ、7日にヨーロッパで追加的に利上げが発表されれば一時的に80円代後半までいくかもしれません。


【SAM】

だいたいOK。


ユーロの利上げは金融危機後初めて。
今後はいつまでにどこまで利上げするか。。。。しないか。
欧州の株価が崩れるか、崩れないか。。。。
(週明けのアジア時間は動きが小さいね。)


【HAN】

欧州の株価はドイツ、イギリス、フランス、アイルランド、スペイン、ポルトガルの市場指数をチェックですか?


円安なのに、日経平均連動少ないですね!


【SAM】
欧州は独仏が中心。少しスペイン、イタリア。英国はポンドだし自立している。この程度の円安ではちょっと戻しただけってことかもね。

【HAN】

ドイツ内需盛り返し、製造業受注、鉱工業ともに好調。フランスもドイツに遅れて回復。

これがECB利上げ、今後の中東情勢でどうなるのか。。。


円安はこの程度なんですね。しばらく様子見てみます。


【SAM】

ドイツは輸出比重高いから、ユーロ安の恩恵も。ユーロ圏インフレ率もね。


この程度の円安では株価へのインパクトがまだ弱いという意味だよ。



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