今まで観たことがなかった「ハンナのお花屋さん」です。
2017年の赤坂ACTシアターです。花組のなこちゃんの履修です。
なこちゃんはハンナ役。
そういう意味ではタイトルロールですからね。
主演はみりおさん、ヒロインは仙名彩世さん、
なこちゃん演じるハンナとキキちゃん演じるアベルはみりおさんの両親でした。
作演出は植田景子先生。
そういえば、みりおさんの退団公演も担当されていますね。
主題としては『A Fairy Tale —青い薔薇の精—』に非常に近いと思う。
あれもイギリスが舞台の労働や環境の話でしたから。
PUCKの世界ですね。
ノートパソコンも出てるしブログとかチャットとか、
これは現代の話なんだね。
ハンナのお花屋さんでは美花梨乃さんが働いていました。
美風舞良、美羽愛、美里玲菜、美空真瑠…
花組さんは「美○」が多いのかしら。
美花梨乃さん結構すきでした。
メガネのみりおさんかっこいい。
仙名彩世さん、出番は少ないのですが
基礎点が高いからしっかりお芝居を見ていられますね。
ミアはみりおさんんと出会う以外に何も良いことが起こらないし、
ハンナとアベルは身分違いの恋だし住む世界が違うし、
大筋では平和を祈る温かい作品なんですけど、なんだか不憫なお話でした。
舞空プロは当時は研2。そりゃ舞空プロだわ。
このタイミングの卒業会見で「ハンナのお花屋さん」を出したなこちゃん。
ちょっといろいろいろ詰まっていて、あえてこれを挙げたと想像すると、
どこまでもすげえやつだなって思いました。
フィナーレショーあり。
マリメッコみたいな奇抜な衣装でした。
This is not the end of the world.