2階に上がりました。
2階はマヤ文明がメインになっていました。
エクアドルがチョコレートの生みの親なら
育ての親はグアテマラ(マヤ文明)と言っても過言ではありません。
このような一段あがったところにゴザを引いて王様が中央に座る、
左右に仕えるものがいる光景が再現されていました。
当時、人間の寿命は30年ほどだったなかで、
王様はこの巨大なカップで毎日20杯以上チョコレートを飲んでいた。
それで60歳から90歳くらいまで生きたとのことなのです。
いかにカカオのポリフェノールに抗酸化作用があって老化を防止する力があるのか、
そんなことを当時の人が分かっていたというのが驚きです。
私もポリフェノールをたくさん摂りたいと思いました。
土器もたくさん展示されていました。
トウモロコシで作ったパンのようなものなどが置かれて王に献上されていた。
真ん中に穴が開いているものがありました。
これらは副葬品として魂を抜いた上で
死者と一緒にあの世に持っていったものとのこと。
踊る王様をかたどったもの。
これはエビだそうです。
どこか憎めないデザインが可愛い。
キンバヤ文化の板状頭人物象形土偶。
これがえかなり貴重なもので本国から返還依頼があったとのこと。
その他。
あれはアフリカですが、シリキウトゥンドゥみたいなものだと思いました。
多くは儀式や呪術のために生み出されたものでしょう。
そこに「祈り」が垣間見れるのが人間らしくて面白い。
日生の地でこれだけ貴重な中南米の考古学美術品を所有しており、
愛あふれる館長の説明を聞くことができて勉強になりました。
まだ体系でだって頭の中に入っていうるわけではないので
継続した勉強が必要と思います。
王様のカカウということです。買ってみました。
とても美味しいと館長のお墨付きがあります。まだ食べていません。