テレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアムとして放送されたテレビドラマ。
1970年の大阪万博のコンパニオンとして働くことを夢見た女性と
家族の姿を描くヒューマンホームドラマ、ということです。
主演は橋本環奈。脚本は中園ミホが担当。
やっぱり、関西の人にとっては、
「万博公園の太陽の塔ひさびさ見たいなぁ」
「USJに新しいライドできたんだって」
というように、太陽の塔とUSJは特別な親しみがあると言えるでしょう。
2025年の関西万博に向けたプロパガンダドラマドラマではあるのでしょうが。
今は千尋やってる橋本環奈さんが万博を夢見て大阪にやってきます。
あの当時そういう少年少女がたくさんいたんね。
今とはぜんぜん状況が違うからなぁ。
当時は海外旅行も一般的でなかったし、外国人が珍しかったし、
インターネットも携帯電話もなかったし。
ドラマでもありましたが、戦争を経てオリンピックに万博に、
日本人だからこそできる未来に目を向けた平和の祭典であって、
高度経済成長のど真ん中で明らかに国民に発するメッセージの力が違いました。
だから次の万博は全く違うテーマを推していかないとダメです。
橋本環奈さん、お芝居は千尋でしか観たことがないけど、
昔ほどハスキーボイスではなくなったけど特徴的な声をしていて
これが個人的には聞きやすくて好きです。
橋本環奈さん演じるちょっと気の強い朝野今日子さんもあいまって、
彼女、意外とこういうデロリス系の役が良いのかなと思いました。
違う世界に飛び込んで本人の人柄でまわりのみんなが変わる系。
ご本人の素の人柄にもその力があるのかもしれないと思いました。
今日子ちゃんが居候する万田電機。
社長が唐沢寿明さんでその奥さんが江口のりこさん。
江口のりこさんむちゃうまいな。
大阪の町工場ということで「舞いあがれ!」の岩倉さんを思い出しました。
橋本環奈さんと福原遥さんはちょっとイメージがかぶる。
サンヨーの人間洗濯機が出てきました。