「キンリョウヘンの花芽」と「雄蜂の蓋」 | にほんみつばちANNのブログ

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九州や太平洋側の地域では、遂に分封の便りが聞こえるようになってきました。

グランパの住む山陰は雪が降るエリアなので、大体4月の初旬が分蜂の開始時期でした。

しかし温暖化の為か、驚くことに昨年は3月20日に初分封がありました。

 

そのこともあり、今年はキンリョウヘンの加温を、特別に10鉢だけ例年より10日早めました。

今日現在、7鉢がこれくらまで花芽を伸ばしました。この調子だとあと2週間ほどで開花しそうです。

 

一方こちらは4月1日開花目標のキンリョウヘンです。

やっと蕾の頭が出てきた状態です。大多数の鉢ががこの状態です。

 

今日は一部の所有群の点検をし、飼育用底板の籠に落下している巣くずを調べたところ、6群で雄蜂蓋を発見しました。

数は3個から多くて10数個程度で、未だ初期段階です。

 

雄蜂蓋が出てから分封までは、10日とか2週間とか3週間とか、いろいろな説がありますがグランパは大体2週間と考えています。それぞれの群にも個体差があるので確かではありませんが、「それくらいには分封が始まってもおかしくない」と考えて準備をする必要があります。

今日が4日なので2週間後に分封が起こると想定するならば、3月18日になります。

キンリョウヘンの開花とドンピシャのタイミングになるかもしれませんね。

最後に、これからの天気が重要な要素になるということも忘れてはならなことです。