11月にも一度載せた、小白鳥の話題です。
今日、松江に用事があって、高速を使わずに地道を通って移動しました。途中に「白鳥ロード」と呼ばれる道があります。
毎年10月下旬になると多くのコハクチョウが飛来し、2月下旬まで越冬します。白鳥は主に収穫が終わった後の2番穂(一度収穫した後の稲から再び穂が出て実ったもの)や雑草の茎や根を餌にしてくらします。
今日も道の横にはたくさんの白鳥たちが集団で餌をついばんでいました。
しばらく走ると、道路の両側には、冬にもかかわらず水を深くはった田んぼがたくさん現れました。
これは白鳥たちが、安心して寝場所にできるようにわざわざ水を入れてあるエリアなのです。
こうすることで、ここは年々白鳥の数が増えているそうです。
何故、農家の人はこうまでして白鳥を呼びたいのでしょう。。
それは米作りの為です。
集まった白鳥はたくさんの糞をします。
糞が田んぼの栄養となり圃場を豊かにします。その圃場で生産したお米を「はくちょう舞(米)」と名付けて、ブランド化しています。
白鳥と共存することで、無農薬や有機栽培を模索しているのです。
米価が下がったと騒がれた昨年でも、ここで採れた米は30キロ2万円近くで取引されているようです。
糞に含まれるカリウムのおかげで、田の草も減少し、除草剤がいらない利点もあるようです。
自然の力は、本当にすごいと思います。
用事を済ませての帰途、同じ道を通過したところ、お腹一杯になった白鳥たちが、水のはられた田んぼに、数羽ずつ戻ってきていました。


