グランパは1年前から、民生委員を委嘱されて担当しています。
担当は2地区の110所帯ほどです。
仕事内容として、高齢化社会に伴う老人福祉か大きな部分を占めます。
町内の民生委員の会では3年に1度、県外研修が実施されます。今年はその年で、昨日から老人福祉の先進的取り組みをされている高山市高根町を訪ねました。
高山市はとても面積の広い市で、東京23区よりも広いそうです。
高根地区はそうした市内でも一番外れの過疎化の進む町で、長野県境は有名な「野麦峠」があり、標高1600メートに家が点在しています。
福祉担当者のお二人から説明を受けました。
この町の特色ある取り組みとして、「のくとい館」の運営があります。
「のくとい館」とは、冬季の間(12月から3月)だけ、豪雪で閉じこもりきりになるこの地域のお年寄りたちに、ここで安心して共同生活してもらおうという施設です。
雪下ろしや孤独から解放され、冬の間楽しく共同生活出来ることが大きな利点です。
お年寄りたちは、楽しく暮らすことが出来、厳しい冬が短く感じられたり、一方、離れて暮らす子供たちは親の生活の心配をしなくてもよい等、喜んでおられるようです。
開設当初は、国の補助金のおかげでかなり個人負担を抑えることが出来たようですが、現在はそれが打ち切られ、高山市の予算援助で何とか運営できているようです。
使われなくなった「教職員住宅」を使用しています。
3階建てで立派な施設でした。
我が町も少子化、過疎化に伴い、学校統合が進行中であり、後の施設の活用も課題になっています。
老人問題と両方で参考になる取り組みに思えました。
ただ私の町とちょっと違うのは、1600mという高度から来る雪の量と、「のくとい館」の前の道路に立てられた、この看板からわかる自然環境の大変さの違いでした。


