こんにちは。
不妊カウンセラーの ほりたたかこ です。
ブログが滞っていて申し訳ないです。
先週末は東京で、往復の旅のお供に選んだのが、この本 「優しいおとな」でした。
近未来のシブヤに暮らすホームレスの少年の話。
と思っていたら、最後に下記の言葉にであって
この旅のお供になった意味が解けた気がしました。
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僕の家族の例で言おうか。
僕はサラリーマンの父親、教師の母親、そして二歳違いの妹の四人家族だ。
ごく普通の家族で、親の愛情を当たり前のようにもらい、育ってきた。
それを「ごく普通」とか「当たり前」ということが差別である。 ~中略~
「普通」とか「当たり前」と言ってしまえば、そうでない人を傷つけるし
それこそ差別に繋がりかねない。
「優しいおとな」 桐野夏生著
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この3日間は家族心理学会だったのですが
生殖心理、いわゆる不妊カウンセリング領域のシンポジウムやワークショップ続きで
ずっと不妊のことを考えていました。
大会のテーマは「多様性と流動性」
家族の多様性を考えることは、すなわち対極にある「普通」を考えることでした。
前のブログでもそれについて書いていますが
またまた「普通」です(笑)
不妊は、マイノリティ。
マジョリティは、悩まず、考えることなく、結婚したら授かる人たち。
でもそれを「普通」とか「当たり前」と言ってしまえば
そうでない人は傷つけられる。
人数がいくら多くても、そうでない人はいるのだから。
「普通」とか「当たり前」と言ってはいけない。
それは差別に繋がりかねない。
でも同時に、マイノリティである当事者たちがこの「普通」を求めます。
シンポジウムでは、児童養護施設にいる子どもたちが「普通」の子どもになりたいといい
LGBTの方々にも同等の権利が必要との現状の報告がなされていました。
多様性とは何でしょう。
ひとり親家族、ステップファミリー、LGBT、里親・養子縁組、
今「家族とは何か」との質問にはなかなか答えにくいほど、様々な形があります。
世帯としては、単身者世帯の数が一番多い、現在の日本です。
それでも、両親がいて、子どもが二人という家族構成を基本的な家族のカタチとして法律やいろいろなものが考えられていて
そこにはすでに無理が生じているのではと思います。
そしてまた生殖医療・不妊の分野では、家族をつくる手段として医学的にはですが
第三者が入る生殖医療、精子提供や卵子提供・代理懐胎が可能になってきています。
ステップファミリーどころではなく、精子・卵子提供者が実の親で、生みの親がいて、育ての親がいる。
海外では法律上の夫婦だけでなく、LGBTのカップルがこの手段で子どもを生みそだててることが可能なので複雑さは加速しています。
「普通」でない ということから始めることなく
「多様な形が今ある」ということから、支援も始める必要があるのではといろいろな話を聞きながら思いました。
他の人がどうしているのか知りたい
先を行く人にどうだったのか話を聞きたい
参考までに・・・
ロールモデルとして・・・
それはあるのだけれど、その先に作っていくのは
『モデルのない新しい家族のカタチ』
自分だけの、自分なりの。
こんにちは。
不妊カウンセラーの ほりたたかこです。
先週末の試験を終え(結果は11月末ですが、たぶん玉砕です![]()
)
今週末の学会準備に集中しております。
今度の学会は、日本家族心理学会
家族のことを考える学会の全体テーマは
「家族のいまー多様性と流動性ー」 9月15日(土)~9月17日(月)
大会の企画シンポジウムは 「セクシャリティをめぐる家族の多様性」
生殖心理の恩師でもある平山先生が
「生殖心理の現場から」というタイトルで話題を提供されます。
そして私は、15日の企画シンポジウム「多様な性/生殖をめぐる家族/法/医療の再考」で
「不妊当事者の現状と精子・卵子提供の現状」について話題提供をさせて頂きます。
2016年にカウンセリングルームwithのHPを一新して
「精子・卵子提供などを考えている方へ」というメニューを設定してから
ご相談が増えました。
精子・卵子提供の現状は、日本国内では法の整備が進んでいないにもかかわらず
想像以上に当事者に浸透していて
高度生殖医療をくりかえす方の次なる選択肢として具体的に検討されています。
医学の進歩で可能になり、法整備がなく、簡単にアクセスできることが
気軽に行ってもよい許されていることという認識につながっていないか
危惧を持っています。
精子・卵子提供を選択するにあたっては
検討していただきたいこと、明確に認識する必要があることなどがあると私は思っています。
一人では考えられない、考えたくもないことがあるのであれば
ご一緒に少しずつ進めていけますので
ぜひカウンセリングにいらしていただければと思っています。
来談が難しい場合でも
スカイプなどでカウンセリングは可能です。
是非お問い合わせください。
カウンセリングメニュー
個人カウンセリング 50分 4000円
カップルカウンセリング 80分 6000円
お申し込みは こちらから
または mail★counseling-with.com ★を@に変えてお送りください。

