『カウンセリングルームwith』を主宰している
公認心理師の ほりたたかこ です。
不妊治療体験を持つカウンセラーです。
カウンセリングルームwithでは
妊活・不妊カウンセリング/心理カウンセリングをお受けしています。
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2025年9月から、不妊治療専門クリニック「福岡ARTクリニック」で
カウンセラーとして勤務しています。
2月の初めに「日本生殖心理学会」に参加してきました。
今回の大きなテーマは
・保険医療になってから、不妊治療はどう変わったのか
・第三者がかかわる”提供型医療”について
この二つだったように思います。
わたし的には”提供型医療”が興味深かったです。
第三者がかかわる医療
いわゆる
・精子提供
・卵子提供
です。
自分の、あるいは、配偶者の遺伝子が引き継がれない
第三者がかかわる不妊治療です。
精子提供は、戦後の男子が少なくなった時代から
家の存続のために行われてきたので歴史も古いです。
提供者(ドナー)が明らかにされないまま
あととりができればいいという考えのもとで行われてきたので
近年になって、生まれてきた子供たちの「出自を知る権利」が論じられています。
その声が大きくなってきてからは
提供者(ドナー)になる人が少なくなり
国内では、できる施設がほとんどなくなりました。
そんな中で、クリニック独自で規定をきめ
きちんとした運用の元で提供医療を行ってきたクリニックの発表がありました。
クリニック独自で規定を決めているのは
国の規定が今は何もない状態だからです。
その仕組みはしっかりと考えられていて
とても勉強になりました。
近年は国内で第三者がかかわる治療がうけられるところがないので、
海外で受けてくる、という方も増えている印象です。
withは、私設のカウンセリングルームなので
そういった方々のご相談が多いです。
時間はない、今思い切らないとできなくなる、今がそのタイミングだから、
と治療をいそがれて
そのあとで、
家族関係が壊れたり、気持ちがゆれたり、子育てに向き合えなくなったり
そういうご相談が多いのです。
提供精子はSNSで個人的にやり取りして国内で行われていることが多いですし
提供卵子は、海外でという方が多いように感じます。
どちらも医学的には、不妊治療の範囲内ですので
その延長として考えておられる方も多いように思うのですが
私は、提供型治療を受ける方々には
その前に、
自分と配偶者の間にはどうやっても子どもは望めない状況であることを
理解し、悲しみ、受容したうえで、治療を選択するのか考える時間をしっかりとってほしいと思っています。
グリーフケアがどうしても必要だと思うのです。
不妊治療は、夫婦で行っていく治療です。
自分と配偶者が結婚して家族になり、
子どもを望んで、治療をしていく。
でもそこに第三者がかかわるということは、関係性を複雑にします。
リスクや起こりうる状況を知ることが必要ですが
知るだけではなく、理解し、そこで動く自分の感情・葛藤にも気づき
そうしてそれを受け止める時間をとることが必要だと思うのです。
提供型治療に進まざるを得ない事情は、
人それぞれ違うでしょう。
マニュアルやチェックリストにはないその事情を共有し
葛藤を否定せず、落ち着くまで一緒に考え寄り添い、受容を促す
そういったカウンセリングが必要だと思うのです。
学会で先生方の発表を聞きながら
これまで関わらせていただいた方々が思い浮かんできました。
もちろん幸せに過ごされている方もいらっしゃいます。
選択されたみなさまが
提供型治療があってよかった、
提供型治療のおかげで今がある、
そう考えられる今を過ごされていることを願ってやみません。
対面でもオンラインでもカウンセリングが可能です。
対面の場合は、別途お部屋を手配いたしますので
お時間に余裕をもってお申し込みください。
カウンセリングメニュー
≪個人カウンセリング≫ 1回50分
(初回は60~90分でゆっくりお聞きします)
≪カップルカウンセリング≫ 1回90分
(初回は120分、ご夫婦お二人がしっかり話せるようにお時間を取ります)
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