こんにちは
公認心理師の ほりたたかこ です。
大阪・梅田で妊活・不妊相談を専門とする
カウンセリングルームwith を主宰しています。
少し前に話題になってた「夏物語」
図書館で予約をしたため今頃になってやっと読み終わりました。
前半後半で話が分かれていて少しもたついた感じはしましたが
AID(非配偶者間人工授精)についての後半は
読み応えありました。
特に、AIDで生まれた女性が語る悲痛な叫びには
圧倒されました。
「もしあなたが子どもを生んでね。
その子どもが生まれてきたことを心の底から後悔したとしたら
あなたはいったいどうするつもりなの」
AIDにかかわっていてもいなくても
全ての人に向けられた問い
これにどうやってこたえればいいのでしょう
「産むことが」私は小さな声で言った。
「一方的で、暴力的であるってことは-そう思う」
「でもね、そう思う人も、みんな続けてこう言うんだよ。
でも人間はそういうものだからって。
認めたうえで、正当化するの。
人間っていうのは、そういうものなんだからって。
でも、そういうものって何なんだろうね。どういうものなんだろう」
子どもが「生まれてくることに値するのか」
全力で聞いてきたときに、
返す言葉が自分にあるのか
そう問われている小説だと感じました。
私自身、子どもを産んではいませんが
生まれてきたことを心の底から後悔している人にお会いすることがあります。
私に何ができるのか
それは今も模索しながら
向き合っていることでもあります。
何かをするというのは、少し違うかもしれません。
その問いに何と答えるのか、
なのかもしれません。
少なくとも私自身は今は生まれてきたことを肯定している。
”生きていてもいいのだろうか”
そう自分に問うときも確かにあったけれど
その問いの中には、生きたい想いが潜んでいることにも気が付いています。
この世にいるということは
自分もまたこの世の一部であり
この世に対する責任を担っていることでもあります。
一方で
責任という言葉にすると、
それには耐えきれないと感じられる人も、
またいます。
私もまだ、
おそるおそるこの世に向き合っているような気がします。
「この世は生まれてくることに値するのだろうか」
生きている間ずっと向き合い続け
それでもその答えは
死んでゆくときにしかわからないのかもしれません。
第81回「グループ with」 グループカウンセリング
1回2名~5名の少人数で行います。
日ごろなかなか話せない不妊のことを想いきりおしゃべりしましょう♪
◆日時 12月20日(金) 14:00~16:00
◆テーマ:「妊活について」
◆ 2,000円/1人 (お茶とお菓子も)
◆ 場所:カウンセリングルームwith (大阪市北区中津1-13-17)
※ お申込み時に、詳細な住所をお知らせします。
◆ お申込み: お申込
または mail★counseling-with.com ★を@に変えてお送りください
カウンセリングのお申し込みは下記のサイトから受け付けています。
