こんにちは。
不妊カウンセラーの ほりたたかこ です。
4月に入り、今秋から新しいドラマが始まっていますね。
さあ、どれを見ようかとあれこれ楽しく悩んでいます。
そこではたと、あんなに感想を書き綴っていた「隣の家族は青く見える」の最終回について
ブログを書いていなかったことに、今頃気づきました。
録画を再度みなおして、今さらですがちょっと感想を書いてみようと思います。
【最終回】
1回目の体外受精で妊娠を喜んだのもつかの間、流産に終わってしまった五十嵐夫妻。
結局、不妊治療はしないと決めます。
でもそこに至るまで、奈々はいろいろと悩み、いったん姿を消します。
私はその行動の理由をこう考えました。
「なぜ子どもが欲しかったのか」の奈々の答えは
「大器をお父さんにしてあげたかったから」だったから
してあげられない自分を責めて、そんな自分がそばにいてはいけないと思い、
家を出ていってしまった、
お父さんにしてあげる方法は、他の人と結婚すること と思ったから
離婚しようと伝えてしまった、と。
奈々の行動ひとつひとつには、理由がちゃんとあります。
体外受精1回で、治療をもうしないと決めることにいろいろな声があるのも聞いています。
その人なりの理由ですから、だれもが納得のいく理由ではないかもしれませんが
全ての人は自分の事情や立場で行動するのは当然で、
だれもが納得しなくてもよいのだと私は思います。
大器をお父さんにしてあげたいから頑張れたのだろうし
それがかなわなかったから、頑張りに対する喪失感と願いがかなわない喪失感と
両方を大きく感じたのでしょう。
流産したことのつらさは奈々にとって大きかったのかもしれません。
当の本人である大器が「お父さんになることが幸せじゃない」と伝えると
それにしがみつく必要がなくなった奈々は手放すことができました。
子どもより先に夫婦であることの大切さをもう一度思い出すこともでき、治療をやめる決意に至ります。
それから、見直してみて気が付いたのですが
大器と奈々、二人で「不妊治療はしない」と決めましたが、
この時点での気持ちは微妙に違っているようです。
大器が「いったんお休みして、子どものいない人生のこと考えてみない?」と提案しているのに対し
奈々は、治療お休み=もう子どもがいない人生、二人きりの人生になった と思っているようです。
そしてきっちりと主治医に「終結にします」と伝えに行きます。
まじめな性格の奈々ですから、決めたらひるがえせないと考えてしまいそうです。
どこかの時点で
「とりあえずお休みしているだけで、またしたくなるかもしれない。そうしてもいいし、その気持ちに気が付いたら否定はしないでくださいね。」
と伝えてあげたい気がしました。
不妊治療している女性は、「お休みと決めたら、きちんと周りに伝えなければ」と考えがちですが
そうしたほうがけじめがつけられて、不妊治療から距離をおけるのであればそうしたほうがいいですけど
ゆるゆると不妊治療と距離をとってみて、自分が楽に過ごせているかどうかをこっそり確認してみる
という方法もありだと思います。
不妊カウンセリングにいらっしゃる方は
何のために子づくりしているのか、何のために不妊治療しているのか
わからなくなってきた、と言われる方が多いです。
そんなときには、このようにお伝えしてます。
ちょっと時間を作ってどうだったのか思い出してみましょう。
思い出せたら、また続けるのか、お休みするのか、やめるのか、考えたらいいです。
すくなくとも、ドラマの大器と奈々は、
夫婦になった時の気持ちを思い出して、
「不妊治療をやらない」と決めて、気持ちが整理できだして
そうすることでまた夫婦関係の見直しができてきたようです。
カウンセリングの中ではいろんな可能性を想像しながらお話することができます。
想像してみて初めて気が付くことはたくさんあります。
決める前に、決めるために、一度試してみてください。
大阪・北摂の 不妊カウンセリング HPはこちら 『カウンセリングルームwith』
4月の予定です。
1回2名~5名の少人数で行います。
日ごろなかなか話せない不妊のことを想いきりおしゃべりしましょう♪
◆ 4月27日(金) 14:00~16:00
◆ テーマ:「特に設けません。どんな話題でもOKです」
◆ 1.500円/1人 (お茶とお菓子付)
◆ 場所:カウンセリングルームwith (豊中市 阪急豊中駅徒歩5分)
※ お申込み時に、詳細な住所をお知らせします。
◆ お申込み: こちらから
または mail★counseling-with.com ★を@に変えてお送りください
