昨日は家族相談士の講座でした。
「家族と社会問題」
長く家庭裁判所調査官を務められた先生から
少年非行の変遷と
そこから見える家族形態変遷と問題を教わりました。
少年非行にも推移があって
時代ごとに特徴があるそうです。
「貧困型非行」(1945~
「反抗型非行」
「学校型非行」
「いきなり型非行」
「ネット型非行」
「生徒間暴力」
ざっと見ても大体雰囲気伝わりますよね。
私が中学・高校の頃の非行は学校型です。
金八先生をリアルタイムで見ていたころです。
戦後最大の非行のピーク(少年人口に対して少年非行の比率)は
1983年だそうです。
で、国はその数値を減らすことを目標とし
安易にワルの子の排除をし、逮捕し鑑別所送りにし
抑圧してしまったのです。
当然数は減りますよね。
で、その弊害が現代に来ているのだそうです。
実験でゲージに閉じ込められたネズミ
周囲のゲージには電極がしこんであり
触れると電気が流れます。
そうすると、ネズミたちは
「ゲージをかむ」「うずくまる」「殺しあう」 のだそうです。
現代の子どもたちもこれと同じ
周囲から過激なストレスを与えられ続けているから
「枠にかみつく=非行」「うづくまる=うつになる」「殺しあう=いじめる」
うつは大人がかかるものといったのはすでに過去のことで
今は小学生からうつ傾向が数多くみられ
中学生では明らかにうつ症状の子となっているそうです。
言われてみたらなにが原因か
こんなに簡単に理解できる。
理解できるがゆえに、この問題に対応するために
何をすべきか、何ができるか
すぐには答えが出ませんが
昨日から、ぐるぐると考え続けています。
たしかに金八先生では
学校に警察を介入させるかどうかで
あんなにみんなが悩んで、先生同士も戦っていたのに
今は、すぐに逮捕。
すんなり昔に戻れるわけではないかもしれないけど
それがよくないと感じたのなら
違うやり方をとってみる、
そんなことからかなと思ってみたりしました。
法で裁くもの守るものと
臨床家ができること
そんなこともこれから考えていきたいと思いました。