家族と社会問題 | 【福岡】カウンセリングルーム with(妊活・不妊/心理)

【福岡】カウンセリングルーム with(妊活・不妊/心理)

公認心理師。
不妊治療を体験し、
その気持ちを心理療法を使って整理する大切さを感じました。
妊活・不妊カウンセリング/心理カウンセリングのどちらの相談にも対応しているカウンセリングルームを営んでいます。

昨日は家族相談士の講座でした。


「家族と社会問題」


長く家庭裁判所調査官を務められた先生から

少年非行の変遷と

そこから見える家族形態変遷と問題を教わりました。


少年非行にも推移があって

時代ごとに特徴があるそうです。


「貧困型非行」(1945~

「反抗型非行」

「学校型非行」

「いきなり型非行」

「ネット型非行」

「生徒間暴力」


ざっと見ても大体雰囲気伝わりますよね。

私が中学・高校の頃の非行は学校型です。

金八先生をリアルタイムで見ていたころです。


戦後最大の非行のピーク(少年人口に対して少年非行の比率)は

1983年だそうです。

で、国はその数値を減らすことを目標とし

安易にワルの子の排除をし、逮捕し鑑別所送りにし

抑圧してしまったのです。

当然数は減りますよね。


で、その弊害が現代に来ているのだそうです。


実験でゲージに閉じ込められたネズミ

周囲のゲージには電極がしこんであり

触れると電気が流れます。

そうすると、ネズミたちは

「ゲージをかむ」「うずくまる」「殺しあう」 のだそうです。


現代の子どもたちもこれと同じ

周囲から過激なストレスを与えられ続けているから

「枠にかみつく=非行」「うづくまる=うつになる」「殺しあう=いじめる」


うつは大人がかかるものといったのはすでに過去のことで

今は小学生からうつ傾向が数多くみられ

中学生では明らかにうつ症状の子となっているそうです。


言われてみたらなにが原因か

こんなに簡単に理解できる。

理解できるがゆえに、この問題に対応するために

何をすべきか、何ができるか

すぐには答えが出ませんが

昨日から、ぐるぐると考え続けています。



たしかに金八先生では

学校に警察を介入させるかどうかで

あんなにみんなが悩んで、先生同士も戦っていたのに

今は、すぐに逮捕。

すんなり昔に戻れるわけではないかもしれないけど

それがよくないと感じたのなら

違うやり方をとってみる、

そんなことからかなと思ってみたりしました。


法で裁くもの守るものと

臨床家ができること 


そんなこともこれから考えていきたいと思いました。