“掃けば散り、払えば又散り積もる
人の心も庭の落ち葉も
する事が先、得る事は後”
昔、こんな話を聞いた。
住職が小僧に
庭を掃くように命じたところ、
小僧は、
「どうせ、掃いてもまた落ち葉が散るのだから意味がありません」
と憎たらしいことを言った。
昼時になって
お腹が空いた小僧が
「お坊様、お昼は?」
と尋ねると、
「食べても、どうせすぐに腹が空くのだから意味がなかろう」
と答えたそうである。
一見無駄なように見えても、
やらなければならないことが
私たちの生活の中には
たくさんあるように思う。
でも、重要で優先的なことって
そんなに多くない。
たまに聞くこの言葉
「やること一杯で・・・」
そんな時僕は
「へ~そうなんだ、じゃあその一杯の”やること”を紙に書き出してみて!」
って言うと大体が2、3個で終わる。
「言っても言っても治らない!」
でも言い続けなければならない。
言い続ければ治るのか?
そんなことはワカラナイ。
でも、やっぱり
結局のところは
自分自身に向けることが
多いんだよね(^^;
”積もってから掃くのか”
”積もりそうだから掃くのか”
この行動は
全く異なる結果を生むのに
積もってからしか
掃くことをしないのは
何故なんだろうなぁ~
積もりすぎて
掃けなくなることもあるのに・・・
自分の顔や身体は
汚れてから洗うのか?
毎日、良い状態を保つために
洗ったり、メンテナンスを
するんじゃないの?
なのに、どーして目の前のことは
積もってからになってしまうのかなぁ~
なんか良い方法は
無いものか・・・・?
そんなことを考えてる朝でした
おしまい