依怙贔屓 | アホな社長の社長室より

アホな社長の社長室より

高校中退から起業し、会社経営をすることになり、
何に出会い、どんな考え方で経営しているかを
気ままに、気づいたことを
基本的にスタッフ向けに書いております。

【依怙贔屓(えこひいき)】


ある少年野球での話

A君は少し技術面で不安があるが
監督の指示を守り、チームワークを
重んじる優しさがある選手。


一方、B君は技術面では
チームトップクラス。
メンタルも強く、
自己成長意欲も強い。

が、自己中心的な部分も強い。



ある時、
大会試合のレギュラー選出の時

監督はB君をレギュラーから外し
A君をレギュラーに選んだ。


それを知ったB君の母親は
監督にクレームをつけた。


「監督!それはえこひいきだ!」


そのクレームに対して
監督は...



なんと!



「お母さん、それならば何故
自分のお子さんを『依怙贔屓』されるような子に育てなかったのですか?」


……



その母親は
返す言葉が見つからなかった。



依怙贔屓をせずに
評価が出来る人はいるのだろうか?


出来るとしたら
100%実績数値判断でしかない。

しかし、それで本当に
正当な評価ができるのだろうか?



チームを思いやる気持ちは
数値では計れない。


優しさは
数値では計れない。


愛情は
数値では計れない。


『出来る事』じゃなく
『想い』に対しての依怙贔屓をしたいですね。


『想い』は『行動』に表れる。

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