〜第2章の始まり〜

 アシスタントのケイコちゃんのほぼ日決算を中心とした第1章が終わろうとしている時、サキちゃんというケイコちゃんのお友達が「テツおじさんのお話をもっと読みたい」と言っていたという話しを聞いて、豚もおだてりゃ木に登る状態になったボクは木に登ることにした。


 ということで、アシスタントのケイコちゃんは当面『校閲ガール(笑)』になってもらうこととして、書きかけの連続小噺⑧へと続く。
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【連続小噺⑧】
 さて、こうして無事に先生と仲間とマネージャーとパートナーを得たテツ青年は、自身がチャンピオンとなり、且つ強いチームとなれるように早速『社交ダンスの全日本チャンピオンベスト10にランクインしたスゴイ先生』の妹さんのダンス教室で練習を開始します。


 しかし、その妹先生はテツ青年をほとんど相手にせず、ダンス教室の背の高い青年ばかりを教え、背の低いテツ青年は無視されてしまいます。
 
 それでもメゲずにひたすら妹先生の視界に入る位置で基本練習を中心にダンスダンスダンスと踊り抜いて、猛アピール。


 ついに先生は「溝上くんのように踊って踊って踊り抜きなさい」と背の高い青年に説教をするまでに。
 ようやくテツ青年を認めてくれるようになった先生ですが、テツ青年に無慈悲な一言。


「あなたの努力は認めるわ。でもあなたはチャンピオンになれない」

「え〜?なっ…なぜ??」

 理由を問うと先生は説明してくれます。

「社交ダンスの採点ポイントは3つ。 ①ファースト・インプレッション、②フィーリング、③テクニック。
あなたは背が低いし、 まずファースト・インプレッション=見た目の格好良さがない!!」バッサリ!

「決勝の6組までは残れてもチャンピオンにはなれないわ。例えばあなたが見つけて来た背が高い田中くん。彼はかっこいいでしょう?全九州学生連盟の中でも一番背が高いわよね。彼は決勝に残れなかったとしてもチャンピオンになれるわ」と訳のわからない御宣託。

「そして、あなたは全九州学生舞踏連盟のメンバーの中で一番背が低いでしょ。人より沢山練習するしか方法はないわよね。でも決勝まで行けてもチャンピオンにはなれないわ。」

 そして更に追い討ち。
先生「私が審査員なら選ばない!選べない!」


 23歳のテツ青年。 これは普通だったら諦めちゃいますよね…

 ……まぁ、ご想像の通り、 諦めませんでしたけどね。

 テツ青年は妹先生の発言を受け入れ、それでも『そんな自分でもチャンピオンになれる方法』を考え抜きます。(これが成功の法則②”Think Well”です)

 まず、社交ダンスの項目はルンバに絞り、他のジャンルはほとんど練習をしませんでした。そして過去のコンテストでの課題曲の傾向を踏まえ、たった3曲に絞るという博打に出ます。

 つまり、他の曲が課題曲となれば、リズムに弱いテツ青年はリズムを外すかもしれないというハイリスクな選択。(予選でいつもかかるのは“恋は水色”、準決勝は“グアンタナメラ”、そして決勝は“黒いオルフェ”。この3曲で何度も何度も何度も基本の練習をしました)

 そして更にテツ青年は社交ダンスの経験が浅く、コンテストに出るライバルは当然それなりの練習を重ねてきた猛者ばかり。

 そこでテツ青年はライバルの数倍以上である毎日10時間の練習を自分に課しました。

 そんなテツ青年の地道な努力を認めた妹先生は、「これだけ練習すればもしかしたらチャンスはあるかもね」と、特別に高度な技を一つだけ教えてもらうことに!


 まだ誰もそのコンテストで披露されたことがないその技(仮称:『鶴の舞』)を、果たしてテツ青年はモノに出来るのか!?


次回もお楽しみに♪
 

★てつおじさんのモットー★
自分が立てた目標に対して
絶対的な不利な条件があったとしても
そんなことは関係ない!
やりたいことをやる!!
やり抜く!!
それしか出来ない!!

 


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