人生のどん底から這い上がろうと思った同窓会の夜 | 起立性調節障害の子どもたちを見守るだけの生活

起立性調節障害の子どもたちを見守るだけの生活

起立性調節障害(疑い)の女子大生
起立性調節障害(診断済)の男子高校生 

思いつくまま綴っていますので、
時系列はバラバラです。
雑談がメインのため、役に立つ情報はあまりありません。

長女に続いて長男が寝込むようになり

子どもたちの体調不良は自分に原因があるのではないかと

思い悩む日が続きました。

 

体調面でもメンタル面でもどん底にいたころ、

同窓会が開催されました。

人生が充実している人が集まる

同窓会なんて正直気が進まないと思っていました。

 

久しぶりに昔の友人と話をして

それぞれいろいろな苦難を乗り越えて

人生を送っていることを知りました。

波乱万丈な結婚生活を送った人、

シングルで多くの子を育てている人、

40歳を過ぎて資格を取り、

若い上司に指導されながら仕事を頑張っている人、

引きこもりの子どもを社会に送り出した人、

病気や障害を抱えて生活している人、

表面上は笑顔でいても、

いろいろな困難を抱えていたことを教えてくれました。

自分だけがしんどい思いをしていると

思い込んでいたのが恥ずかしくなりました。

 

一番印象に残ったのが

常に無表情で声を聴いたこともないような子が、

別人のように陽気な人になっていたことです。

「昔、ものすごいおとなしかったよね。

いつからそんなキャラになったの?」

と失礼な質問をしてみたところ、

「大学で東京に行って、積極的に人と関わるようにしたら、

友達がたくさんできた。

いつの間にか陽気な性格に変わってた」

と答えてくれました。

 

新しい環境は人間を成長させるのか、

性格って変わるんだ、と知りました。

今自分の殻に閉じこもっている長男も

いつか友達と楽しく過ごす日が来るかもしれない。

親元から離れて1人で過ごさせるのも

良いのかもしれないな、

と感じました。

 

そして、この同窓会をきっかけに、

自分自身の気持ちが前向きに変わりました。

いつか子どもが復活する日のために、

自分が先に復活しなければ。

一緒に落ち込んでいる場合ではないな、

という気持ちになりました。