日の出前に起きて、共通テスト会場まで行く | 起立性調節障害の子どもたちを見守るだけの生活

起立性調節障害の子どもたちを見守るだけの生活

起立性調節障害(疑い)の女子大生
起立性調節障害(診断済)の男子高校生 

思いつくまま綴っていますので、
時系列はバラバラです。
雑談がメインのため、役に立つ情報はあまりありません。

共通テスト会場の案内を受け取った私は

心の底からがっかりしてしまいました。

 

バス、電車、駅から坂道を登って1時間以上はかかります。

朝暗いうちに起きなければ間に合いませんでした。

起立性調節障害(疑い)の娘にとって、

真冬の早朝から活動的に動くのは難しいことでした。

 

地図をよく見ると、

車ならショートカットして行ける距離でした。

試験会場まで車で行くのは褒められたことでは

ありませんし、事故のリスクもあります。

受験会場近くのホテルに泊まるほど

遠方でもありませんでした。

 

近くに大きな大学あるのに、

なんでこんな遠くまで行かされるのかと

1人で悶々としている横で、

当の本人は

「えー、ホテルなんか嫌。

普通にバスと電車で行くし。

駅まで着けば会場までみんな歩いてるから大丈夫でしょ。」

と涼しい顔をしていました。

 

冷静に考えてみると、

二次試験や私立大学の会場も遠方なのです。

本人が大丈夫と言うのだから大丈夫なんだろうと

思うことにし、自宅で待機することにしました。

共通テストを予定通り受験でき、

私立大学、二次試験(前期も後期も)、

予定していたすべての日程をこなすことができたのでした。

(不合格通知ばかりだったため、

なかなか受験が終了となりませんでした。)

 

結果は厳しいものでしたが、

大学受験を乗り越えたことが長女自身の

大きな自信になったのかもしれません。