起立性調節障害の子どもたちにとって、
朝から始まるテストを受けるということは
本当に難しいことではないでしょうか?
長女自身も、中学でも高校でも、
定期テストを何回か欠席、遅刻しました。
申し込みをしていた英検も、遅刻して受検できませんでした。
朝起きることができない、ということは
本当に不利なんだと痛感させられる日々でした。
長女の場合、
志望校、学部学科までを自分自身で決めていたため
その点では迷いがなかったのが幸いしました。
目標が定まっていたので
メンタル面では安定していったように思います。
しかし、とにかく日々だるい長女にとって、
学校のカリキュラムをこなすことが精いっぱいでした。
受験勉強に取り組む余裕は無かったと思います。
高校3年生の2学期には症状は少しずつ楽になったとはいえ、
休日の模試が受けれないこともありました。
欠席や遅刻はかなり減りましたが
成績はいつもぎりぎりでした。
遅れを取り戻すべく必死で勉強する娘をみて、
試験当日に会場にたどり着ければ
結果はどうでも良いのでは?と思うようになりました。
せめて共通テストの会場が自宅近くであってほしいと
祈っていました。
が、残念なことに、
会場は自宅から公共交通機関で1時間以上かかる場所に
なってしまったのです。