中学3年生のとき卒業した漢方薬でしたが、
高校に入って、再度必要性を感じるようになってきました。
「だるい、身体が重い、起きれない」
といった、説明しづらい症状が再発したのです。
この頃、職場の人が起立性調節障害はたいへん、
という話をしていて
「そんな病気があるんだな」
と、まったく他人事のように聞いていました。
漢方内科では、以前服用していた
柴胡加竜骨牡蛎湯に加え、何種類か処方されました。
(お薬手帳がないので詳細は不明です)
生理痛や花粉症も漢方薬で対応していただきました。
長女は漢方薬局の独特の雰囲気が気に入ったようで、
棚に並んでいる展示物(生薬の原料なんでしょうか?)
や小冊子を熱心に見ていました。
新しい薬がでると、楽しそうに試していました。
漢方の世界に親和性が高かったのかもしれません。
(長男は逆に、ちょっと苦手だったようです)
漢方を服用しながら少しずつ元気になっていきました。
高校の先生の応援にも救われました。
そして、高校3年生の夏休み前の期末テストの前日、
徹夜で勉強してテストを受けたことをきっかけに
目に見えて元気になっていきました。
大学受験シーズンくらいまで服用を続けました。
徐々に服用頻度を減らし、
自然に漢方薬から卒業することになったのでした。