2024年1月28日
隣の課のお姉さんは、報告の際にちょいちょい「ちょっと」という単語が挟まる。この「ちょっと」はどの言葉にかかるんだろうと気になって仕方がない。やっている仕事が数字に絡むこともあり、いやそれ本当にちょっとなんかい?と口をはさみたくなるのをグッとこらえる。
「ちょっとよくわかりません」「ちょっと調べてみます」
これはわかる。自分のことで少し自信がない時に使うちょっとだな。頑張れと心の中で応援して終わる。
「ちょっと3億ほど差が出たそうです」「ちょっと〇〇さんは昨日聞いたばかりのようです」
このちょっとは何なのか。3億はちょっとというには金額が大きいし、聞くという動詞に対してちょっとなのか、聞いたばかりという時間軸に対してのちょっとなのか。特に意味はないのかもしれないが、そのあとの言葉を和らげる効果があるわけでもないし、何を小さくしたいのかがわからないので、年寄り的には気になってしかたがない。普段の会話ではそれほど使わないので、発表的なものが苦手でつい口から出てしまうのかもしれないが、聴いている方としてはむしろ苦手という印象を強く意識付けさせられる。そういう私も何かが口癖なんだろうな。たまに自分の会議の動画を聞いてみた方がいいかもしれない。
それにしても彼女は昔から「ちょっと」が口癖なのに、私が気になっていなかっただけなんだろうか。いや、他の人でもいたし、最近増えてきた気もする。説教臭い年寄りにならないように、小言は口に出さないようにしているので、ブログで昇華させよう。
ちなみに前歯の治療は継続中である。前回は両足が跳ねるくらいの痛みがあったが、「痛いですよね、わかります」といって歯医者は治療を続けた。この先は私の免疫力の戦いで歯医者的に出来ることはないそうだ。頑張れ私の身体。