フォークダンスの練習で
オクラホマミキサーを
踊ったね。
同じことの繰り返しの
単純な踊りだったけど
軽快で
とても好きな曲だった。
ダンスのパートナーになる人は
後ろから前に流れてく。
『もうすぐ、あなただ
』と
ドキドキしながら
近づいてくるの待ったっけ。
悲しいことに、ひとつ前で
曲が止まることもあった。
ある日
あなたが、私のとこに来て
手が触れた途端
曲が終わったんだ。
そこから
先生の指導が始まった。
しばらくして
なんか、回りが、ざわざわ
ニヤニヤしだした。
気づくと
私とあなただけ
手を繋いだまま
手を繋いだまま
先生の指導を聞いていたんだ。
私は恥ずかしさで
手を振り払おうとした。
あなたは
「なんか!いいじゃんか!」と
離そうとしなかった。
とってもとっても
うれしかったのに
とってもとっても
恥ずかしかったの。
今ならぜったい
は、な、さ、な、い
☆…★☆°°★☆ 今日も、ありがとう。