小学校一年生からずっと
母が掛けてくれてた。
全教科だ。
それは、色々なお菓子の
包み紙だった。
だから、私は
机の上に教科書を出すことが
とてもとても、とても
恥ずかしかった
嫌だった
少したって
ナイロン製の透き通った中に
かわいい絵の描かれてる
カバーが流行って
友だちがそれをつけるようになり
私は、羨ましくて
たまらなかった。
小学校4年生の時…
先生が、私の教科書を高々と掲げて
「カバーをかけて
大事に、使ってる」と、誉めてくれた。
私は、全くうれしくなく
恥ずかしかった…
帰って母に話すと
うれしそうだった。
だけど、私は
嫌でたまらなかった…
小学校5年の新学期
「カバーつけないで!」と
やっと、言えた♪
☆★☆★☆★☆★今日も、ありがとう。