昨夜は、県体選手のもとで卓球の練習をしました。
今日は、女の方と打ってもらいました。
その人は、よく一緒に打ってくれる方で
こんな私でも、いやがりません。
時折指導してくれます・・さりげなく
「ああ~~入らない!」と言うと
「ちょっと前に向けて打ってみて下さい。私も出来ないけど・・・」
「あれっ?ひっかかる!!」
「ちょっとすくいあげてみてください。私もなかなか出来ませんけど・・・
出来ない訳ないのです。
もう中・高校と卓球人生を送ってきて
社会人になってからも、県大会に出る代表選手として週2,3回練習してる。
子育てもあるだろうけどがんばってる!!
すごい上手な人なのに、謙虚です。
あとから、他の県体選手が来たので
「あの人と変わりましょうか?」・・・と申し訳ないので言ってみたら
「いえゆきこっこさんが、いいです!」
うそっ!!絶対私じゃ練習にならないのに・・・・
なんて優しい人なんでしょう。
本当に強い人って思いやる余裕があるのでしょうね。
・・・・・それからもう10何年も前の事ですけど、
PTAクラス対抗のミニバレー大会がありました。
運動音痴の私は、バレーに対して中学の頃からトラウマがありました。
上手い人は、下手な人にボールを回してくれない・・・・。
そんな経験たくさんありました。
まあ勝つためには、それも作戦のひとつなんでしょうけど・・・
だけど、その大会で同じチームになった元バレー部の人は違ってました・・・・
「はい!!ゆきこっこちゃん」とパスをくれるんです・・・
えっ?うそでしょ!!私できないよ・・・
でも、また次も・・・
ゆきこっこちゃん、思いきって打っていいよ・・・・って
ジャンプしたつもりが、3センチもあがってないような姿で( ̄_ ̄ i)
それなりのアタックを何度も打たせてもらいました・・・・・
「今のでいいよ」
・・運動音痴の私に自信を持たせてくれた瞬間でした。
その人、45歳の若さでガンで亡くなりました。
今でも思い出します。
「能ある鷹は、つめを隠す」
こういう人になりたいなと思います・・・・・・・・・・・・・・。