3月11日・・・「命のリレー」から始まった動物愛護ボランティア | 酒井淑恵のブログ

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年齢を重ねる毎にやる事を増やすのではなく、減らしていく。
どなたも再現できるシンプルで豊かな美しさのレシピを綴ります。

本日は日本中が再度祈りを捧げる大切な日でございます。
あれからもう5年が過ぎましたね。

私は現在ウイズブライト株の代表取締役としての活動の他
非常に大切にしてます活動があります。

それは、皆さんもご存知の動物愛護団体エンジェルズ
ボランティアスタッフ大阪支部長としての活動でございます。

去年の秋頃からウイズブライトが新体制となり本来の
活動は全然できておりませんが
可能な日はボランティアに参加しております。

エンジェルズを知ったのは2011年の震災ニュースが
キッカケでございました。

流れる屋根の上で数日間漂流していた犬が保護された。
というニュースを見ました。

その時初めて、被災犬の存在を知ったのです。
私は直ぐインターネットで被災犬と調べました。

そうすると「命のリレー」とでてきました。

エンジェルズという団体が被災したペットを保護しており
一緒に活動してくれるボランティアを募集している。。

東北大震災で飼い主さんたちが、避難所には連れて
行けず、泣く泣くそのままにしているペット達や
放浪しているペットを保護している・・・

飼い主の方は、、家族同様のペットがどうなっているか
心配でそれは辛い思いをされている・・・

TVの前で何か被災した方々のお役に立ちたい。
でも何ができるの?と泣いている場合ではない!!

できる事をしなくては!と奮い立ちました。

幸いエンジェルズの保護施設は滋賀県にありましたので
勇気を出し、本当に最初はドキドキしましたが
一人で滋賀シェルターにいきました。

この写真は始めてエンジェルズに行き、林俊彦代表と撮った
貴重な一枚!!(代表・・・わか~い)
イメージコンサルタント酒井淑恵の女磨きブログ

私は、エンジェルズのシェルターで被災犬だけでなく
他の多くの犬を見て
「これはとんでもない所に来てしまった」
と一瞬後悔したのですね。

それは、、
私は一回ここに来て、自己満足でもう来なくてもいい。
でも、この子たちは生きている・・・

この子達は誰かが面倒見ないと生きれない。
この命の責任は誰がとるの?


それは、大きな覚悟と使命を持ち、命がけで活動を行う
林代表と統括がお二人なのですが・・

ですが、、それでは無理でしょう・・
ボランティアさんがいないとどうするの?
行政は??

私はある意味、、新しいドアを開けてしまったのですね。

それで以降、できる事を細々続けたボランティアも
5年となりました。
この間本当に色々な事がありました。

小さな命の現場は大きな感動もありますが
どうしようもない理不尽で持って行き場のない
辛さも経験します。

ですが、、自分は何をする為にここにいるの?
私は何をしたいのかが本当に大切でございました。

「命」の輝き、尊厳、について、東北大震災
そしてエンジェルズから多くを学び考えるようになりました。

また、私に犬の可愛らしさ、賢さ、素晴らしさを
教えてくれたのは、被災犬のセッターたちでした。

その中のフランス女性のようだったセッター・ディオンを引き取り
兄に里親になってもらいました。


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ですが、ディオンは2013年の12月に突然亡くなってしまいました。


2011年7月被災犬ディオンを引き取った時のレポート記事です。
久しぶりに読んで泣けてきました。
ディオンちゃん、本当に可愛かったです・・・。

福島~滋賀~愛媛、、命のリレー


その後のレポート


さて、その後エンジェルズは犬だけでなく2014年2月に
大阪に猫シェルターも建設しました。

林代表、統括。。お二人とも本当に素敵なのでございます。
統括は美しいし、代表はジェントルマンでございます!!
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そのパーティでエンジェルズ活動ビデオをウイズブライト
で製作させて頂きました。

被災地での活動も紹介しております。
エンジェルズ活動ビデオ

3月11日の本日、私は毎年2011年に初めて訪れた
エンジェルズで目にした光景。
あの時出会った被災犬を思い出します。

本当に多くのかけがえのない命が失われ、生活は急変し
まだまだ傷は癒えておりません。

当たり前の事。当たり前の日常生活。
本当に大切にしたい。。

酒井淑恵