![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![ブルーコメッツ](https://stat.ameba.jp/user_images/20121009/21/wishy--washy/b1/b7/j/t02200348_0800126512229190434.jpg?caw=800)
左上:井上忠夫(大輔)、左下:ジャッキー吉川、右上:三原綱木、右中:高橋健二、右下:小田啓義
ブルー・コメッツ(以下、ブルコメ)は、米軍キャンプ回りのバンドマンによって1957年に結成されたロカビリー~ロックンロール・コンボを前身とする、GSブームの草分け的な存在でした。これまでに多数のメンバーチェンジを繰り返して、(何と
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
GS人気は、早くも1967年暮れにはアイドル的要素の強い後続GSグループ(タイガースなど)へと移行してしまったため、1968年以降のブルコメは、ターゲットをより髙年齢層に求めることを余儀なくされます
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/142.gif)
ちなみに、最盛期のメンバーとしては、80年代に”井上大輔”名で作曲家として多数の名作ポップスを産んだ井上忠夫(惜しくも2000年5月に逝去)、岩崎宏美の「すみれ色の涙」の作曲などで知られる小田啓義(個人的には、コスミック・インベンションの「YA・KI・MO・KI」と志賀真理子の「ひこうき雲」という超名曲のコンポーザーであることを強調しておきたいところです
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
それでは、独偏ベストテンの発表に移りましょう
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/105.gif)
第10位 虹と雪のバラード 【オススメ度★★】
作詞:河邨文一郎、作曲:村井邦彦、編曲:川口真
[1971.9.10発売; オリコン最高位-位; 売り上げ枚数-万枚]
札幌オリンピックのテーマソングとして、トワ・エ・モア盤が大ヒットしたことで有名な作品。このオリンピックが開催された当時、私はまだ6歳でしたが、スキージャンプ競技で笠谷、金野、青地の日の丸飛行隊が表彰台を独占したのを、テレビ画面を通じて一緒に喜んだのをはっきりと記憶しています
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
第9位 海辺の石段 【オススメ度★★】
作詞:なかにし礼、作曲:井上忠夫、編曲:森岡賢一郎
[1969.10.1発売; オリコン最高位18位; 売り上げ枚数15.5万枚]
ブルコメ17作目のシングル。おそらく日本初と思われる“電気琴”の音と、女性スキャットをオブリガードとして採用して、日本情緒を巧みに醸し出すことに成功した、非常にアレンジの面白い作品です
。作品のイメージに合わせて、歌唱法そのものもあえて変えているようです
。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
第8位 生きるよろこびを 【オススメ度★★】
作詞:橋本淳、作曲:筒美京平、編曲:筒美京平
[1971.8.25発売; オリコン最高位-位; 売り上げ枚数-万枚]
試行錯誤期にリリースされたブルコメ24作目のシングル。今聴くと、にしきのあきらやヒデとロザンナの歌う世界を思わせる典型的な“歌謡曲”に聴こえますが、当時としては実験的要素の色濃いなかなかの意欲作だったのではないでしょうか。終始マイナーコードの作品ですが、テンポがいいせいか暗いイメージはなく、これはこれで私は好きですね
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
第7位 涙の糸 【オススメ度★★★】
作詞:橋本淳、作曲:筒美京平、編曲:筒美京平
[1969.4.25発売; オリコン最高位16位; 売り上げ枚数9.7万枚]
ブルコメ16作目のシングル。前後の作品「雨の赤坂」と「海辺の石段」がいずれもムード歌謡だったのに対して、これは典型的なR&Bです。同年初頭に大ヒットしたザ・キングトーンズの「グッド・ナイト・ベイビー」を意識した作品であることは一聴して明らかで、この時期はとにかく試行錯誤しまくってます・・・
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/036.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/105.gif)
第6位 マリアの泉 【オススメ度★★★】
作詞:万里村ゆき子、作曲:井上忠夫、編曲:森岡賢一郎
[1967.6.25発売; オリコン調査期間外につき最高位・売り上げ枚数なし]
大ヒット曲「ブルー・シャトウ」の直後ということもあって、「ブルー・シャトウ」の延長線上を狙った作品。ヨーロッパの泉を念頭に書いたと思しき万里村ゆき子による詞が、センチメンタルで異国情緒あふれる井上忠夫の甘いメロディにピッタリはまった佳曲です
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/186.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/188.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
・・・今日のところはここまで。ベスト5の発表まで、少しだけお待ち下さいね~
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/106.gif)