ジャワ島 世界遺産の旅(ボロブドゥール遺跡/プランバナン遺跡/セウ寺院) | 若松千枝加(ウィッシュ・ウッド社長/留学ニュースサイト編集長)のブログ

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ウェブニュース「留学プレス」、女性特化型の留学情報検索サイト「女子Ryu」を運営し、自身も留学ジャーナリストとして執筆活動を行う若松千枝加のブログです。
働くこと、学ぶこと、旅すること、つながること、笑うことなどを綴ります。

インドネシア・ジャワ島に来ています。
先日、ジャカルタで日本人女性の殺害事件がありましたし、大変治安の心配してたのですが、今のところ怖い思いをすることもなく、安全な旅をおくっております。

一昨日、ジョグジャカルタに到着。
この旅の一番の目的、世界遺産の寺院を訪ねてきました。

まずはボロブドゥール寺院。

サンライズを見るためにホテルを朝4時に出発します。
自力でアクセスするのは大変なため、ツアーガイドを頼みました。

曇天でサンライズはなかばあきらめていたけれど、じっと待っていたら厚い雲の合間からお日さまが顔を出してくれました!




人事を尽くしたら座して天命を待とう、ってことなのかもしれませんね!
感動しました。

8~9世紀に建てられたというこの仏教寺院。誰がどのような目的で造ったか、まだまだ謎の多い神秘的な寺院です。お釈迦様の生誕から悟りを開くまでの物語がレリーフとして彫られています。





次はプランバナン寺院とセウ寺院へ移動です。
こちらはヒンズー教の寺院です。9世紀ごろに造られたと言われていますが、やはりまだ解明されていない謎の多い遺跡です。

プランバナン


セウ


仏教寺院がなんとなく丸みを帯びたデザインなのに対し、ヒンズー教寺院は縦長。男性のシンボルを表しているのだそうです。

遺跡観光の合間にインドネシアの伝統工芸「バティック染」工房も訪ねてきました。
すべてが職人さんの手しごと。いつまで見てても飽きることがありません。



淡島千景さんほか、日本の女優さんたちの写真が飾ってあります。バティック染は、日本でも「ジャワ更紗」として親しまれているので、これらはそのプロモーション用に以前撮ったのだそうです。



すばらしいデザインに魅せられて、ついついシルクのストールを購入です。
ただ、ガイドさんの話によると、バティック染にも中国の脅威が迫っているとのこと。
機械化・大量生産の中国産バティック染が安く市場に出回っていて、ジャワの職人によるバティック染はかなり押されているんだとか。中国、おそるべし。

ホンモノのジャワカレーも食べました。


写真ではミーゴレンが目立っていますが、ジャワカレーはスープのようにサラサラなのでご飯の下にするっと隠れちゃっています。辛さはあまりなく、むしろココナッツの甘さが舌に残ります。日本の「ハ○ス・ジャワカレー」はオトナの辛さですけどね。
美味しかったです!

楽しかったジョグジャカルタを後にして、今はジャカルタに移動してきました。
ぐっと都会になりました。



ジャカルタでは少しお仕事もしつつ過ごします。

さて、そのお仕事、インドネシアを旅している間に、新しく書いた記事を留学プレスで発表させていただきました。

この夏の全国高校野球・東東京大会で「聞こえない捕手」としてテレビで話題になった玉田宙くんのインタビュー記事です。なんとこの夏、フランスへ一人旅し、ホームステイも体験してきたのだとか。その旅の模様はこれから映画化されます。

宙くんの旅の楽しみ方、若者はもちろんオトナにもとても響くものがあります。
よかったらぜひ、お読みください!

『聞こえない高校球児』のフランス一人旅 – 甲子園に続く冒険 ~