あけましておめでとうございます。

 

年末年始は毎年、恒例のように引き籠っている次男のリクが、不機嫌になっていました。

 

だんだん、マシにはなってきていましたが、不登校になった最初の年末年始は特にひどかったです。

 

(その時の話はこちら)

 

 

たぶん、年末年始は日常と違う事が多いので、心がざわつくのではないかなと思います。

 

親は大掃除でいつもよりバタバタ煩いし、

掃除の関係でリクの部屋にも出入りが多くなります。

 

食事もお餅やおせち料理、すき焼きだったり、鍋だったりで、年にこの時しか食べない物もあります。

 

ゲーム友達も恐らく年末年始は、家族との時間が多くなって遊ぶ時間が減っているかもしれません。

 

また、何もやらずに1年が過ぎてしまったという思いから気持ちが落ち込むのかもしれまません。

 

ところが、今回は年末も少し不機嫌かなと感じたときはありましたが、すぐに復活していました。

年始も特に不機嫌な様子はありませんでした。

 

お昼に餅つき機でお餅をついて、家族4人で食べたときの事です。

今回は、年末に1回、年が明けてから1回、お餅をついて食べたのですが、

1回目の時、リクはお餅を食べながら、「お餅飽きた」と言っていました。

 

何の変哲もない一言ですが、以前のリクだったら、

不機嫌になって何も言わず、お餅を一口も食べないで部屋へ戻ってしまったのではないかと思いました。

 

それが、家族の前で、不満を口にしながら、席を立たず、不機嫌にもならずお餅を食べていました。

 

この様子を見て私は、「少し変わったかも?」と思いました。

 

「少し変わったかも」と思うとき、「少ししか変わってない」という思いと、「少しだけど変わった」という思いの間を行き来してしまいます。

 

こういう時は深呼吸をして、カウンセラーさんに言われた

「悪くならなければよいです」という言葉を思い出して

「少しでも変わればよい」と思うようにしています。

 

確かに、悪くなりさえしなければ、少しは良くなることはあるので、ほんの少しずつだったとしても前には進んでいるのです。

 

そう思って焦らないように心を落ちつけています。