夜中に腹痛がひどくなった長男のカイに深夜3時過ぎに起こされ、救急車を呼んで一緒に病院へ行きました。

そこで検査した結果、説明された病名は「急性膵炎!」

 

ただそこの病院は元々応急の対応だけで入院はできなかったので、他の病院を探してもらって、△△病院へ。

 

旦那にも病院名を教えて△△病院で合流しました。

 

(前回の話はこちら)

 

△△病院でも暫く待ってお医者さんから病状の説明がありました。

 

「急性膵炎で重症です。

急性膵炎の原因で一番多いのはアルコールですが、カイ君はお酒は飲みますか?」

 

「いえ、全く飲みません」

 

「後は、胆石か、脂肪の多いものを食べたかですが胆石はないようですし、食べ物でもないようです。遺伝性というのもありますが、親族で膵炎になった方はいますか?」

 

「聞いたことはありません」

 

先週からお腹の調子がよくなくて、病院に行って薬を出してもらって、薬を飲んだら少し良くなったけど、別のところが痛くなってきたと言っていた話をしました。

出された薬の名前の書かれた紙を持ってきましたが、

「どれも、一般的な薬で原因になりそうな感じではないですね」とのことでした。

 

「今、相当強い痛み止めを使っているのですが、これでも効かないとモルヒネを使うことになります。

膵炎で重症だと、高齢者も含めての数字ですが死亡率10%です。余談は許されない状況で、HCUへ入院になります」

 

HCU!?

ICHみたいなもの??

 

後で調べたら、「HCU(高度治療室)はICU(集中治療室)よりも救急度の低い患者が入室する病棟」でしたガーン

 

色々、すごいことを言われたのですが、実感がわかず黙って聞いているしかありませんでした。

 

その時はまだコロナが5類になる前で、面会は禁止だったのもあり、

「当分、会えなくなりますから、最後に話してください」

と、なんだか縁起の悪そうな事を言われて、旦那と2人で一緒にカイと話しました。

 

カイは説明された症状ほど弱っている様子はなく、普通に話していました。

「(暇だから)パソコン持ってきて」などと言っていました。

 

HCUに運ばれていくカイの姿を見送って、病院を出たのがお昼過ぎ。

 

深夜3時過ぎに起こされてから、ここまでで、私は疲れ切っていました。

 

(続きます)