『HELEN MERRILL FEATURING STAN GETZ / JUST FRIEND
ヘレン・メリルとの共演アルバムです。S.ゲッツは好調を持続しており嬉しい限りですが、驚いたのはH.メリルの素晴らしさです。特にバラードでの凄さは刮目ものです。1956年の『H.メリル・ウィズ・C.ブラウン』は100点満点の曲もある歴史的名盤ですが、こちらも名盤と言って良いと思います。何年先になるか分かりませんが、H.メリルも沢山集めて年代順に聴いて、ブログに載せようと只今決心いたしました。HELLEN MERRILL(vo) STAN GETZ(ts) JOACHIM KUHN(p) TORRIE ZITO(p) JEAN-FRANCOIS JENNY-CLARK(b) DANIEL HUMAIR(ds)91点 CD1-1 「CAVATINA」 1989/6/11,1292点 CD1-2 「IT NEVER ENTERED MY MIND」 1989/6/11,1287点 CD1-3 「JUST FRIENDS」 1989/6/11,1287点 CD1-4 「IT DON’T MEAN A THING」 1989/6/11,1293点 CD1-5 「BABY AIN’T I GOOD TO YOU」 1989/6/19 7/591点 CD1-6 「IT’S NOT EASY BEING GREEN」 1989/6/19 7/598点 CD1-7 「IF YOU GO AWAY」 1989/6/19 7/591点 CD1-8 「YESTERDAYS」 1989/6/11,1288点 CD1-9 「MUSIC MAKER」 1989/6/11,12「カヴァティーナ(CD1-1)」S.マイヤーズの小品です。S.ゲッツの最初の一吹き、H.メリルの最初の一声、二人とも好調です。H.メリルが歌い、S.ゲッツがソロをとる、初めて見せる二人の世界は、気品があり別格でちょっと浸りたい91点です。終わり方がまた素晴らしいです。「イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド(CD1-2)」R.ロジャースの曲で、H.メリルには良く似合います。H.メリルの歌良し、J.F.J.クラークのベース良し、S.ゲッツのオブリガード良し。そしてS.ゲッツはJ.F.J.クラークのベースに乗って素敵なバラード・プレイを聴かせます。気品があり別格でいつまでも浸っていたい92点です。「ジャスト・フレンズ(CD1-3)」J.クレンナーの曲です。S.ゲッツは元気一杯溌溂としており、J.キューンもピアノでソロをとります。お洒落で格好いい87点です。「イット・ドント・ミーン・ア・シング(CD1-4)」D.エリントンのオリジナルをアップ・テンポで演ります。ソロはS.ゲッツから。澱みないソロに適量のスパイスを加えます。その後J.キューンのピアノ・ソロ、S.ゲッツとJ.キューンとD.ユメールのフォー・バースと続きます。お洒落で格好いい87点です。「ベイビー・エイント・アイ・グッド・トゥー・ユー(CD1-5)」D.レッドマンのオリジナル・ブルースです。J.キューンの前奏で始まり、H.メリルがピアノだけをバックにテーマを歌います。やはりブルースは「いいですねー」。S.ゲッツのブルース・プレイも聴きたかったのですが、H.メリルとJ.キューンのデュオで終わってしまいました。気品があり別格でいつまでも浸っていたく、他人(ひと)に奨めようかなという気がよぎる93点です。「イッツ・ノット・イージー・ビーイング・グリーン(CD1-6)」J.ラポソの曲で、ここもJ.キューンの前奏から始まります。H.メリルはここもピアノのバックだけで歌いますが、「上手いですねー」。気品があり別格でちょっと浸りたい91点です。「イフ・ユー・ゴー・アウェイ(CD1-7)」J.ブレルの曲です。今度はS.ゲッツがJ.キューンのピアノをバックに素晴らしいテナー・サックスで始めます。次いでH.メリルがJ.キューンをバックに熱く歌います。胸に熱いものが込み上げて来ました。感動の極みの八合目に達する98点です。「イエスタデイズ(CD1-8)」J.カーンの曲で、H.メリルがJ.キューンをバックに、スローで哀し気に始めます。一転テンポが上がったフォー・ビートになり、S.ゲッツがそれにオブリガードをつけ、そのままソロに入ります。ミディアム・テンポでありながらバラードの雰囲気を崩しません。次いでH.メリルがS.ゲッツに絡み、そのままH.メリルが引き取り、S.ゲッツがもう一度ソロをとり、J.F.J.クラークのベース・ソロ、H.メリルのテーマと続きます。気品があり別格でちょっと浸りたい91点です。「ミュージック・メイカー(CD1-9)」T.ジトの曲をアップ・テンポで演ります。H.メリルがテーマを歌い、ソロはS.ゲッツからですが最後の曲も快調です。J.キューンのピアノ・ソロ、D.ユメールのドラム・ソロがあり、H.メリルが歌うテーマに戻ります。お洒落で格好良く僅かながら気品を感じさせる88点です。91点 CD1-1 「CAVATINA」 1989/6/11,1287点 CD1-3 「JUST FRIENDS」 1989/6/11,1298点 CD1-7 「IF YOU GO AWAY」 1989/6/19 7/5