パリを代表する歓楽街であり、昔から芸術家が集まるエネルギッシュな地区、モンマルトル。
かつてはゴッホ、ルノワール、ロートレック、ピサロ、ジャン・コクトー、アンリ・マティス、エドガー・ドガなども住んでおり、もっと昔にはフランシスコ・ザビエルも修行していたそうです。
その上にはエッフェル塔、凱旋門と並び、パリの3大観光名所の一つ、『モンマルトルの丘』があります。
駅から丘の頂上まで順に案内していきましょう♪
メトロのピガール駅前にある「ブランシュ広場」
この周りは歓楽街、風俗街にもなっており、治安のいいパリでも、夜はとても怪しい雰囲気になりますので気をつけましょう。
ここから頂上までけっこうな坂が続きますので、「丘」に直行したい場合はモンマルトルバスという小さなバスが便利です。
その広場の前に建つのが赤い風車が目印の「ムーラン・ルージュ」
1890年代初頭、ベルエポックの幕開けとともに誕生した世界最古のキャバレー。
特に「フレンチ・カンカン」は有名で、知名度、質の高さ、規模、いずれにおいても世界最高峰のナイトショーです。
ニコール・キッドマン主演で映画にもなりましたね。
私も修行時代にスーツを着て1度だけ見に来ましたが、すごく豪華なショーは圧巻でしたよ。
ダンサーの女性は皆すごく背が高くてすごくキレイな人ばかりでした♪
それではどんどん登って行きましょう。
八百屋。日本と同じです。
フランスの物価は高いと思われがちですが、人の手が加わっていない物はすごく安いんです。
こちらは花屋。
花の都だけあって種類もいっぱい♪
みなさん、映画「アメリ」は見ましたか?
そこに出てくる果物屋です。
アメリの写真も貼っています。
近くにはアメリが働いていたカフェもありますが、去年改装されて中身は様変わりしていました。
なんか近代的になってしまい、前の映画に出てた時のほうがいいと思うのですが。。。残念。
更に登る。
途中で強烈な坂が待ち受けていますので、下からずっと歩くとかなり疲れます。
自信のない方は素直にバスに乗りましょう。
坂を登りきるとメトロ12号線の「アベス駅」の広場があります。
ここからケーブルカーに乗って頂上まで行き、帰りは土産物やアメリに出てくるお店、ムーランルージュを見ながら下って帰るコースがオススメです。
ピガール駅から登ると本当に長いし疲れます。
もうすぐ頂上ですが、さすがパリ屈指の観光地だけあって土産物屋が並びます。
頂上の「モンマルトルの丘」までまた強烈な坂が続きますが、ケーブルカーがあるので、こちらで上がることもできます。
人が多くあつまり、スリの被害もあるようなので気をつけましょう。
ミサンガのような物を売る、いわゆる「物売り」もいて少々うっとおしいですが、タイやバリ島の「物売り」に比べたら楽勝でかわせます。
その頂上には「サクレ・クール寺院」があります。
1914年完成と、パリの中ではかなり新しい寺院です。
パリでもトップクラスに美しい内部ですが、残念ながらここの内部は撮影禁止です。
でも。。。内部の写真をこっそり1枚撮ってしまいました。
神様ごめんなさい。
天気のいい日にはぜひ登ってみましょう。
丘からの景色と寺院の内部は見る価値は大ですよ♪