本番でプレッシャーのかかる場面では、何をやるにしても実力が発揮できないことがあります。
失敗や負けることに対する恥ずかしさにより、本来集中するべき所に集中できず注意の方向が心配ごとへ向かってしまい、自分で何をしているのかよく分からなくなり判断力が鈍ることがあります。
また、失敗したくないと思えば思うほど緊張し、自分の一つ一つの行動の細部にまで過剰に注意が向きすぎてしまい、行動と判断がぎこちなくなってしまうこともあります。
トレードにおいても、必要以上に慎重になりすぎてしまっている場合などは、エントリーするべき通貨やタイミングでエントリーできず、確率の高くない場面でばかりエントリーしてしまったり、相場のリズムに乗れずぎこちない状態、波に乗れない状態になることがしばしばあると思います。
こういった状態に陥らないようにするために、チャートを見る時の注意の質を上げて混乱に陥らないようにするためにはどのようにすればよいでしょうか。
基本的な考え方として、過去の後悔や未来の失敗に対する不安ではなく、今行うべき行動や目の前の情報に注意の方向を向けることが大切になります。
具体的には目標設定を結果に置くのか経過に置くのかというポイントがあります。
これまでも何度か取り上げたかもしれませんが、勝ち負けではなく自らの判断と行動に焦点を置く方法です。
トレードはトレードアイデアを立てた時点で終わっているというのが絶対ですので、その行動計画通りに実行することを目標に設定し、達成できたら良しとします。
それから、毎回あらかじめ決められた準備動作を行ってからチャートに向かう方法があります。
ルーティーンと言われるものですね。
肩を回して姿勢を正し、水を一杯飲んで深呼吸をし、チャートの何を見るのか目的をはっきりさせてからパソコンを開く、など一連の系統的な準備動作を行い適切な心理状態を作り出します。
これはある程度継続して行うことで効果が出てくるものです。
他にもメンタルの影響が出ているなと感じた時に、ニュートラルな状態に切り替えるためのトリガーワードを決めておくという方法もあります。
「リラックスリラックス」「まずは落ち着こう」「焦る必要はない」「決めたことを守ろう」などの印象的で短いフレーズをつぶやくことで乱れた感情を元に戻します。
感情がニュートラルになり易い言葉は人によっても時と場合によっても違いますので、自分に合ったワードを用意しておくことが重要です。
あとは、メンタルリハーサルです。
トレードにおいてはあらかじめ値動きをイメージし、実際のエントリーや決済の瞬間の状況や、急な値動きが出た時のトリガーワードによるメンタルの切り替え、またライン際での焦りによる早いタイミングを防ぐための対策、といった具体的な対処法を頭の中で描いておくことで実際にその場面に直面した際に適切に対処できるようになります。
緊張状態に陥り注意が散漫になると周りが見えなくなり本来の自分を見失ってしまいます。
外部の何物かに注意を奪われたり、過去の後悔や未来の不安に意識が分散することなく、いつでも同じ適度にリラックスした集中状態に持っていけるよう訓練する必要があると思います。
それでは、本日は以上になります![]()
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