ワイズフェアリー
夫婦問題カウンセラー
シニアライフ上級カウンセラー
玉井洋子です。
先週のことですが、
両親と公証役場へ。
公証役場って
古いビルの一室に
あることが多いんです
遺言作成ではなく、
任意後見契約
と
尊厳死宣言
についての公正証書作成でした。
代表を務める
九州シニアライフ研究会で
2022年1月に
研究会会員でもある行政書士の方にに
講義してもらっていたのがコチラ
任意後見制度
このとき
任意後見制度について
初めて知りました。
任意後見については
リンクのブログを読んで欲しいのですが
今回の契約まで
一年半の月日が流れました
両親にとっては
何のこと?から始まり
丁寧に説明する過程で
父からは
「そんなこと(公正証書作成)するような
財産はない」
とか
「俺はまだボケてない」
などと
理解されないことが何度もあり
その都度説明をしました。
いよいよ申請となり
一年半前両親と一緒に
説明を聞いていた弟に報告しようと
Lineしたら…
弟からまさかの返信
「知人から聞いたけど
家族でもない人が財産管理するのは
いろいろと大変らしいよ」
と法定後見制度と
勘違いをされ…
法定後見に移行しないために
やる手続きだと
再度説明する展開
一年半前だったから
忘れていたのだとは思うけど
任意後見制度って
周りの人から知られていない?
手続きなのだと実感
尊厳死宣言とは
延命治療しないという
意思表示。
これも本人たちの希望を
尊重する意味で
作成することにしました。
7月末の申請で
8月末に実行
当初は難色を示していた
両親も
手続きが進むにつれ
自分たちの財産が
最大限に守られる手続き
だと理解してくれました
公証役場近くでランチ
リーセントホテル小倉
ご年配の方が多く大盛況
仲良く
お刺身と天婦羅御膳
この日はぜんざいのサービス
この御膳、私はご飯半分残したのですが、
両親86歳83歳は
完食
驚くべき食欲
当面、認知症にはならなさそう
お腹いっぱいになり
公証役場への道のり
100M程だったと思いますが
母親の歩くスピードが
スローモーションのようで
信号渡るのも
ギリギリ
老いを目の当たりにし
生きるという
当たり前のことを
必死でやっている。
そんなことを思い
切なくなりました
無償の愛で育ててくれた
両親に
後悔ないように
関わりたいと思った日。
手続きを終えた後
両親は安堵したようで
「お姉ちゃん、いろいろ有難う」
と言ってくれました
両親以上に私の方が
安堵。
私自身も
70歳になったら作成しよう!
と思います。