※固定刃ナイフ、および折りたたみ式ナイフ等の刃物の公共の場での携帯は、正当な目的がある場合を除いて厳しく規制されています。またキャンプなどの正当な目的がある場合においても、持ち運びの方法は厳密に定められているので、まず法的なルールを確認のうえで購入することを推奨します。
というわけで今回は、ここ半年くらいかじって楽しんでいる小型アウトドアナイフについての記事です。
きっかけは子供とキャンプに行きたくて道具を調べている時で、そういやトランプを集める時に可愛いナイフとかKickstarterで見たな〜などと調べ始めたのが始まりです。
これが調べてみるとなかなか奥深くて楽しいので、つい色々な物を買い漁ってしまいました。
画像はほんの一部です。
もうなんかね…最近はXでナイフのことばっか言ってます。完全にアホです。
もちろんキャンプに使いたいのが主目的なんですが、割と日常的に家の中で使う機会も多いです。
ダンボールの解体、フリマサイトで荷物を出す時にダンボールをコンパクトにするための切断、紙パックごみの解体、包丁を使うまでもない簡単な調理などなど…
正直持ち歩きたいんですがそれはダメなので、なるべく家で使える機会を意図的に増やしてる感じです。
実際使ってみると、現代のナイフって非常に性能が良いので、もう普通のカッターやハサミなんかには戻れないなと実感しています。
本来ならキャンプに出掛けて使いたいんですが、家庭の事情や天気の合わなさで全然行けてないので仕方なく家でね…
あとやっぱカッコいいんですよね、ナイフって。
持ってる時の満足感というか、フィギュアとか普通のコレクション趣味と変わらず所持欲を満たしてくれます。
海外のナイフオタクのレビューなんか見ると、みんなナルトとかのアニメTシャツ着てますからね。
日本に根付いてないだけで、ただのオタク趣味のいち分野なんだなぁ〜ってなる。
日本のアウトドアナイフと言えばだいたいモーラナイフとかオピネルが最初に紹介されるんですが、自分は海外のガチオタクのレビュー動画ばっか見てたのでそれらを通り越して、マニアックなものばかり(そしてアホみたいに高価なのを)買っています。
今回はそんな自分のコレクションの中から、これは面白いぞ、というナイフを少し紹介していきたいと思います。
まずは私のお気に入り、QSP Penguin(キューエスピー・ペンギン)でございます。
「フォールディングナイフ」と呼ばれる折りたたみ式ナイフで、これは果物ナイフくらいの大きさ。
メーカーはQSPというアメリカの会社ですが、生産は中国で行っています。
中国製というと低品質だったりパチもんだったりするパターンもありますが、基本的に最近の中国製は、きちんとしたメーカーなら「安くて高品質な量産ナイフ」というイメージが定着しています。
英語では「バジェット(低予算)ナイフ」と呼ばれ、アメリカ企業で生産は中国製というものがすごく多くあります。調べると5〜6社なんてものじゃないです、マジで思ってた以上に多くて把握しきれなくて驚きます。そんなにナイフ買う人いるんだ…って。
で、QSPはそんなバジェットナイフの中でも特に安くて安定品質なメーカーのひとつ。
ペンギンをモチーフにしていて、コイツがまた可愛いんですよ…!
ハンドル(グリップ)の色もバリエーション豊かで、ピンクとか紫まであります。このバージョン(人気商品なので様々なバージョンがある)はロック機構がちょっと上級で、鋼材は中級、ハンドル材は安めのもの。
価格は約50ドル。50ドルは価格帯のひとつの目安で、ナイフオタクの間では100ドルくらいまでが安価とされています。
開閉は片手でパチパチとできるようになっていて、本当に使い勝手が良いです。開けにくいお菓子のパッケージなんかを左手に持ちながら、右手でカチッと展開して切る。こんな芸当が楽にできます。
最近の物はほとんどがそうなっていて、丈夫で切れ味も良く、ステンレスで錆びにとても強い鋼材が使われているので、一回買ったらそうそう壊れません。
だから本来は一本あれば事足りるんだ…
もう一本紹介します。
White River Ursus Cub(ホワイトリバー・ウルススカブ)
ホワイトリバー社のウルススシリーズのカブ(小さい)バージョン。
こちらは日本ではシースナイフと呼ばれることが多い、刃と柄が一体化したナイフ。
海外では軒並みFixed Blade(固定刃)と呼ばれていて、なぜ日本だけシースナイフ呼びなのか不思議。もちろんSheath Knifeという言葉はあるんですが、そう呼んでいる英語のレビュアーは見たことありません。
天下のアメリカ製です。
アメリカ製は文化的にそのほとんどがハンドメイドで、無骨で頑丈、高品質なのですが高価になりがちというのが特徴。
これも200ドルするよ☆
他に北欧製やイタリア、ドイツ、スペインなどが有名ですが、アメリカほど高くはありません。
このウルススカブの特徴は何といっても鋼材で、CPM-Magnacut(シーピーエム・マグナカット)というアホみたいに性能の良いスチールが使われています。
だいたいナイフ鋼材って「靭性(折れにくさ)」「刃持ち(切れ味の持続性)」「研ぎ易さ」「耐食性(錆びにくさ)」が主なパラメーターなんですが、どれか一つか二つ諦めて他に特化させるのが技術的な限界とされているんですね。
しかしマグナカットはこれら全てがハイレベルに収まってるという、現代のオリハルコンと呼ぶ人もいるスーパースチールなんです。
もうね…持った時の最強感が桁違いなんですよ…
ちなみに「切れ味」はハイエンドナイフではほとんど語られません。適切に研がれていればよく切れる鋼材しか使われないからです。
あとはシース(鞘)ですね。
日本では馴染みのないKydex(カイデックス)という、丈夫さと柔軟さを併せ持ったプラスチックが使われています。
見た目のカッコよさでは革のシースに及ばないんですが、こちらはとにかく機能拡張が得意で、ベルトに付けたり、ポケットに入れたり、その他オプションを後付けできるアタッチメントが豊富に存在します。
ナイフマニアは大抵がカイデックス派で、アメリカのメーカーはカイデックスを基本にしつつ、オプションで革製も追加できる場合が稀にあるよって売り方がほとんど。
カイデックスは出し入れはカチッパチッとハマって気持ちいいし、アウトドアシーンでの持ち運び方法も選べるうえ嵩張らないので、私も集め始めてからは断然カイデックス派です。
北欧やスペインなどの伝統的なメーカーであれば、くそカッコいい革にこだわっている所がたくさんあります。日本に流通しているナイフはそれらが主流なので、日本語でカイデックスを調べてもほとんど情報がありません。
…と、まぁざっくり紹介しましたが私のコレクションはまだまだたくさんあります。
基本的にかわいい見た目のナイフ買いがち。ミリタリーテイストは苦手で、あまり持っていません。
今後は「ちょっとナイフに興味出たけど何が良いモノなのか分からない」という人が、たまたま見つけられたらいいな〜みたいな記事を書いて行こうかと思っています。
日本のナイフ市場はどうしてもキャンプくらいに限られてしまうので、安くて中程度品質な定番商品が安定供給されるだけの狭い市場なんですよね。
だから日本語でアウトドアナイフの事を調べようとすると、数百社の中のほんの10社程度の情報しか出てこない。
こういう人がもっと違うナイフを知りたい時に、ちょっと役立つ記事になったらいいかなぁ。
本当にね、良いフォールディングナイフ一本で生活が楽しくなったのでね、少しでも共有していけたらなと思っております。
今回は以上です。
雑記おわり









