今回は仮面ライダーセイバーより、S.H.Figuarts仮面ライダー最光 金の武器 銀の武器/エックスソードマンの簡易レビューとなります。
ドラマ序盤の難所をくぐり抜けた後、アクセルやメテオのようないわゆる「2号ライダー」のようなタイミングで現れた剣だけのライダー。
ライダー態の姿を得た後も、その紀元前ボケのキャラクターや、万能で有能な能力、自分の認めた男を信じ抜く気概などで一気に人気を博した仮面ライダー最光ことユーリ。
セイバーアーツはビルドやゼロワンの後続を優先する中で見送っていましたが、あのキャラクターにやられてつい予約してしまいました。
というわけで、ウィンテル的には初のセイバーアーツとなります。
まずは箱。
なかなか綺麗な色使いの箱です。
本体を見てみましょう。
ガッシリとした力強い体型が再現されています。
塗料の重みのせいか、ダイキャストでも使ってんじゃないかと思うような重量感もあってすごく良い感じです。
その塗装ですが、鎧状のパーツにある黒いフチ以外はほぼ全塗装。
それだけでなく水玉模様はプリントで再現されているため非常に存在感があり、物凄い密度を感じる仕上がりになっています。
ハッキリ言って、この塗装処理を見ただけで、この商品を手に入れたことに満足できてしまうレベルです。エボル以来ですかね…
今回はワンダーライドブックもそれっぽくプリントが入ってるので、全く隙がないです。
表面処理に関しては120点で間違いないかと。
さて、初のセイバーアーツということで、その素体の性能を調べたいとこなんですが…
残念ながら上の画像の通り、腰アーマーがびっしりあるためあまり参考になりません。
アーマー自体は軟質素材のため、見た目よりずっと可動域は確保されています。
まずは肩、引き出し機構により広い可動域があります。
剣を振り回す作風の都合上、肩周りはしっかり動いて欲しかったのでなかなか良い具合。
一番の問題点は顎が引けない点ですね。
尖った顎と胸のアーマーがガッツリ干渉して、思ったように俯けません。
逆にこの部分だけが本作の唯一の不満点と言い換えることも出来ます。
ご覧のように股関節周りが意外と動く。
膝も必要な所まで上がるし、開脚も問題なく可。
腰もぐりんと捻れるためアクション性は高いです。
腰アーマーが軟質なので長時間のディスプレイには向かず、固定派の人にはちょっと不向きかも。
私のようにガシガシ動かしたい人には何ら問題ありません。
見た目でガッチガチと思いきやライダーキックも普通にできるというね。
なかなか楽しい。
でもこの形態でライダーキックしてない。
付属品を並べます。
最低限の手首と、剣に関わるライドブックのみ。
謎なのが、手の甲パーツが差し替え式なこと。成形色に赤塗るだけだし…とは思いますが、何しろ全身の塗装にたいへんな手間がかかってるので、少しでもコストを抑える工夫でもあるのかなと。
差し替えに難点もなく気になりません。
まぁ…本当の事を言えば最光シャドーも付いてる完全版で遊びたい気持ちもあるんですけどね。
あれやるともう一体作らなきゃいけないのでどうしようもないよね…
光剛剣最光はライドブックを差し替えることで金の武器銀の武器モードに切り替えられます。
現状、手持ちのセイバーアーツがこれ一体なので他のライダーとかに持たせて遊ぶしかないですが。
以下よりアクション!
ひと通り剣遊び。
よく動くので振り回すだけで楽しいです。
夢中で撮ってたらライドブックの差し替え忘れてた。
なんちゃって二刀流。
暗黒剣持ってないので、シャドーも無いし実際のプレイバリューは低いはずなんですが、本体の出来がいいのでそういうの忘れられる素晴らしいフィギュアです。
ただやっぱり、光と影の表裏一体の特撮アクションが面白いライダーだったので、再現度で言うなら低い部類にはなってしまうと思います。
たのしい。
ユーリ「ほぅ、お前も光属性の戦士か。仲良くやろう。」
大我「勘違いだ!付いてくんなクソが!」
ユーリ「いや、俺の目に狂いはない。」
以上で撮影を終わります。
「シャドー再現できないし微妙だよな〜」なんて思いつつも、劇中のキャラがあまりにも良かったからつい買ってしまった最光。
しかしながら、本気の造形塗装で仕上げてくれたので最光のアーツになっていると思います。
セイバーアーツは、メイン剣士の基本フォームなら残すところサーベラとデュランダルのみ。
とはいえ、メイン9剣士+カリバーを揃えるのを優先したために、2号ライダーの強化フォーム(ブレイズキングライオン)すら立体化しておらず、派生フォームのラインナップが弱い状態です。
だからと言って個人的に欲しいのはプリミティブとファルシオンくらいなもんなんですが(スラッシュは予約した)、キャパシティを割かれてリバイスの出足が遅くなったりしないか心配です。あっちは今のところ全部欲しい。
以上です。
報告会おわり