※閲覧注意。
※本記事はタイトルの通り、非常に刺激が強くかつ恥ずかしい内容のため、閲覧の際は周囲に人がいないかご確認のうえ覚悟してご覧ください。あとそういうの興味ない人は全力で退避するんだぞっ☆
※長文注意。
去年のクリスマス。美しい夜景を望める港の公園。三人一緒。
私とウイちゃんは、初めてのキスをした。
リーネと譲り合い、譲り合い、結局は押し切られて私が先になる。
私にとって、恋愛そのものが全て初めての経験で、ただ唇と唇を合わせるだけの行為ですら現実感のない出来事と思っていた。
まして二人の彼女が、一人の彼氏の最初の口づけをうやうやしく押し付け合っているのだから、なおさら狂ったような光景に見えただろう。
彼と向き合う。見慣れたはずの目が見れない。
私は目を閉じて待つしかなくて、鼻から洩れる白い息が目立たないように、呼吸の間隔を伸ばしまくってじっと構えた。
最初の感触が唇を押す。
一瞬だけ、彼の柔らかさに躊躇した。
幼い女の顔に付いた彼の唇は、自分以上に小ぶりで、熱くて、跳ね返るような弾力を持っていた。
女のような男とのキス。私は完全に現実感覚を失った。
きっと数秒足らずだったはずなのに、尋常でないほど長く感じた。
唇を離すと、冬の夜風が二人の顔の間を吹き抜け、数センチ先の人間の熱さに気づいた。
もっとドキドキするかと思ったけれど、意外にも私が感じたのは、安心感と温かさだった。
ピアノの鍵盤を三つ選んで叩くとき。決まった和音が響くように、元から定められた音に収まるいつもの感覚。慣れ親しんだ心地よさ。
もう一度触れて音を確かめたかったけれど、次はリーネの番だった。
あまりにもあっさりと唇を合わせた二人は、たぶん私に気を遣ってか、控えめに鼻まで触れ合わせてすぐに離れた。
でも、私には見えた。
二人が重なるその部分が、暖炉にくべた薪のように赤く光る熱を帯びていた。
離れた口と口の間には、蜃気楼のように向こう側の景色を曲げる熱い空気の揺らぎさえ錯覚した。
どれほど待ち望んだキスだったのだろう。
ごめんね、リーネ。
あたしが意気地なしなばっかりに、こんな当たり前のやり取りすら待たせてしまって。
でも二人は、そんな私の顔を見て抱きしめてくれた。
三人の彼氏と彼女。
変だけど、これでいいって思う。
いやまぁ、変態だけど。
そんな心の変化もあってか、それから先の行為に対して少し前向きになれた自分もいた。
私がずっと下劣だと思っていたその繋がり合う行為で、早く二人を結び付けてあげたいと思うようになっていた。
だけど、公平でなければあの子も納得しない。
どんな行為も、二人で進む。そう決意して、運命の日に臨んだ。
ウィンテル「はい、というわけで長ったらしい真姫ちゃんの心理描写を踏まえたうえで、合意の上での初体験に取り掛かりたいと思います。」
真姫「いやその…言い方なんとかして…」
リーネ「真姫ちゃん、改めて公平にあたしの現状を白状するけど、うーちゃんとあたしは裸で何度も抱き合ってます。してないのは…本番…だけ。これだけは絶対に真姫ちゃんの知らない所で始めたくなかったの。だから何か…都合のいい関係を宙づりにしててごめんね。」
真姫「………」
真姫「だからっていきなり三人で…っていうのはやっぱどうかと思うのよねあたし…正直に白状するけど、コッチの初めてに関してはリーネに100%譲りたいって気持ちがあるのよ。どう考えてもその資格があるのはリーネなわけだし。」
リーネ「違うよ!」
リーネ「あたしはそんな比率とか、資格とかって理屈で真姫ちゃんとの関係を保ちたいわけじゃないもん!」
真姫「リーネ…」
リーネ「正直に話してよ!自分がいない初めてなんて嫌だって正直に言ってよ!」
真姫「………」
真姫「ごめん…」
真姫「三人…一緒がいい…」
リーネ「真姫ちゃん…!」
ウィンテル「ごめんな、真姫ちゃん…」
ウィンテル「こんな事態を招いたのは俺の節操のなさだ。」
真姫「ほんっっとそれよね!そもそも付き合う前からリーネに手を出してたアンタが一番悪いじゃない!」
リーネ「否定できない…」
真姫「あ~もう何なのよ!そうやって結局三人で仲良く初体験とか冷静に考えれば完全なる変態じゃない!」
ウィンテル「まぁね。」
リーネ「否定できない…」
真姫「も~ダメ、気持ちの整理がつかない!ついに自分も変態になりきったこの気持ちの整理が!全くもってつかない!」
ウィンテル「まぁまぁ落ち着けよ真姫。始まっちまったらみんな変態になるのが性行為ってやつでな、楽しんだヤツが勝ちなんだよ。」
真姫「…理解できない。」
ウィンテル「例えばリーネは絶対に自分から服を脱がない。子供みたいに脱がせてもらうのが大好きな性癖なんだよ。でもそういう所が最高に盛り上がる点でな。だから真姫にどんな性癖が眠っていたとしても、俺にはそれを楽しめる自信がある。慣れれば楽しいよセックス。」
真姫「無理。無理無理無理。自分にそんな性癖があるなんて考えただけでもう…」
真姫「先立せてもらいます。」
ウィンテル「うおおおおよせ西木野!」
リーネ「だめだよ真姫ちゃん落ち着いて!」
ウィンテル「おまっ…!これから色々アレすんのに血液ドバーなったらお布団が大変だろうが!」
真姫「知らないしっ!こんな変態空間なんて真っ赤に染めてやるわ!あたしの血でぇぇっ!」
ウィンテル「まぁ、どのみち血は出るんですけどねw」
パァン!
リーネ「うーちゃーーーーーん!!」
真姫「台無しよ台無し!わざわざこの家の住人に気を遣わせて出払ってもらったのに雰囲気丸潰れじゃないのよ!」
リーネ「うーちゃーーーん!!」
真姫「リーネあんたも死になさい!あたしと一緒に死ねえええええ!」
リーネ「もぉやめてぇぇーーーッ!!」
西木野さんをなだめるのにだいぶ時間がかかった。
でもこの後無茶苦茶気持ちいいことした。三人で。
雑記終わり☆
真姫がコロッと身体を許すような感じにしたくなかったので、リーネとの関係性の中で自分のことをちゃんと考えて決断する描写を入れてみました。
!WARNING!
ここより先は、直接的描写を伴うたいへん過激な初体験の音声が流れます。
ちょっとモロすぎてアウトなやつです。
閲覧の際はさらに周囲を警戒するとともに、当方はこの記事による事件・事故にいっさいの責任を負わないことをご了承の上ご覧ください。
なお、男の声は無粋なのでカットしてあります。
真姫「うわグロっ…ほ、本気でコレ触ったり…ぃれ…たりするわけ…?」
リーネ「そうだよ?グロいなんてあたし、最初から思わなかったけどな~。」
真姫「む…」
リーネ「しょおがないからリーネが優しく教えてあげるよ~。見慣れたらカワイイって思うよ、おち○ちん。」
真姫「おちっ…!うぅ、リーネから平気でそんな単語が出てくるなんて…ショック…」
リーネ「見ててね。こうやってぇ、真ん中あたりをきゅ~って握るの。」
真姫「アンタこれ痛くないの?あ~そうですかそうですか。」
リーネ「で、うえした、うえした。最初はゆっくりね。」
真姫「変な声出さないでよ…」
リーネ「まず触ってみて。ほら。」
真姫「あっつ!うわぁこれ…こんなに熱くなるモンなの?」
リーネ「他の人の知らないから分からないけど…いや、えっと…愛宕ちゃんのも熱かったからそういうものなのかも…」
真姫「ヘンタイ。」
リーネ「とか言って真姫ちゃん、手つきが色っぽくなってる。」
真姫「しっ、知らないし…」
リーネ「はぁぁ…お顔真っ赤にしてコシコシする真姫ちゃんえっち…」
真姫「ふん…このくらいあたしにも出来るし。何よ、変な声もらして。気持ちいいの?あっそ、チョロいわね。」
リーネ「じゃあ、これできる?」
真姫「え?」
リーネ「はむっ…む~~へろれろ、んむんむむ。」
真姫「っちょ正気!?そんなの口に入れてあり得ないんだけど!」
リーネ「れろ~。んっぷぁ。しらばっくれてもダメだよ真姫ちゃん。息遣いが荒くなっちゃってぇ、お口がぽっかり空いてるよ~?」
真姫「むっ。あいてないし。」
リーネ「じゃ続けるね。うーちゃんこれ好きだからけっこう時間かけてあげてるの。はむ~。」
真姫「……つば。」
リーネ「んむ?」
真姫「つば。アンタのでビチョビチョだからイヤ。拭いたら…やってあげなくもないけど。」
リーネ「うーちゃん…あたしもう我慢できない、ちょっと浮気するけど妬かないでね?」
真姫「どういう意味むっ!?」
リーネ「んむっ…ちゅ…はむ!くちゅ…」
真姫「んむ~っ!んちゅ…っぷぁ…へろ…」
リーネ「ぷあぁ…真姫ちゃんのお口いただいちゃいました~。これでリーネのつばも平気だね。」
真姫「ふぇ…舌はウイちゃんとも…まだなのに…」
リーネ「えっ出るの?待って待ってしまった目の前で興奮させすぎた。はむっ。んっ!」
真姫「えっ?なに?何が起きてるの?なんか出てる?」
リーネ「んくっ…ぷはぁ…もぉ、三人だからって興奮しすぎ。」
真姫「イミワカンナイ!えっ何か飲んだ?ちょっと教えてよ!」
リーネ「はぁぁ…だめだこりゃリーネも限界。うーちゃんずぼん脱がせてぇ~。はやく~。」
真姫「わっかんないしリーネが幼児化してるの見たくなかったし何なのよもう…」
リーネ「んっ…あ!だめだよぉ、ちゃんと脱がせてから触ってよぉ。やっ!はぁぁ…!」
真姫「あぁ~もう!すっごい妬けるし!初心者だと思って置いてけぼりにして!いいわよ、咥えりゃいいんでしょ咥えりゃあ!」
「んむぅぅっ!!」
以下自重。
深夜だから許してね!