発見されないように敵に接近し、遠距離からの射撃で目標を撃破する狙撃。
アフガン、イラクでは、見通しの良い地勢が多く、多くの狙撃要員が運用されています。
以前もアップしましたが、アフガンでは狙撃の世界記録が更新されたとか、、、。
http://ameblo.jp/wintac/entry-10905412608.html
さて、狙撃は、攻撃する方からすれば効果抜群ですが、攻撃される方にとっては厄介極まりない存在です。
通常、狙撃は2人のチームですから、発見さえしてしまえば、重火器で木っ端にできますが、あくまで発見できればの話。
どうやって発見するのか??というのは、長い事研究されているテーマです。
なにやらアメリカでは膨大な予算がかかるシステムも研究されているようですが、、、、(ーー;)
なにせ野戦や対テロ戦で使用するものなので、耐久性が求められます。
何かにぶっつけて直ぐに壊れるような代物ではどうしようも有りません。
過去においては、弾の衝撃波を探知・分析して、弾道を計算するようなシステムもありました。

ガンショット ディテクション システムと呼ばれています。
数個の探知機を設置して衝撃波を感知し弾道を割り出すというものです。
日本でも売られているようですが、これを買ったというお役所の話は聞いた事が有りません。
このシステム、アメリカの先生に聞いたところ、「アメリカ軍でも一部使用してみたらしいが使い物に、ならんかった。。。」そうです。
これがアメリカ軍が使用したと思われる同様のシステムです。

こうした探知機の他、光学的にスコープを発見する探査具もあります。
これは、トリー パインズ ロジスティックのミラージュ1200という探査鏡ともいうべき製品です。
スコープの反射を発見するものです。

まあ、スコープも反射対策がありますから、これが100%役立つというわけではないです。
この時代に経費をかけて開発しようとすれば、コンピューターと連動させて画面上でディスプレイできるように、、、なんてするんでしょうが、、、、結局“電池”が長く持たないってことで、ダメになっちゃうような気がします。